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追悼 石原慎太郎氏 日本は偉大な人物を失った

令和4年2月1日、元東京都知事で作家の石原慎太郎氏が亡くなった。昭和7年生まれ、89歳だった。 石原氏は昭和31年、一橋大学在学中に短編小説『太陽の季節』を発表し、芥川賞を受賞。同作は当時の若い世代に支持され、自由奔放な行動をとる若者...
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【三島由紀夫の暗号】大長編遺作「豊饒の海」に隠された謎

Youtube選報日本chでは、番組『MISHIMA CODE 三島由紀夫の暗号』を配信中。第2回は三島由紀夫の遺作となった大長編「豊饒の海」全4巻に隠された謎について解説しました。 「豊饒の海」第1巻『春の雪』は平成17年に映画化(...
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【清明節に思う】自然の「清新の気」を味わおう

令和3年4月4日は古代中国で開発された季節区分法である二十四節気のうち「清明」節にあたる。二十四節気には代表的なものとして「立春」「啓蟄」「夏至」などがある。 現代でも中国大陸や沖縄県では清明節を先祖供養のための重要な期間と位置づけ、...
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東日本大震災でおきた「支援物資窃盗事件」とは

東日本大震災から10年が経った。 私が書いた小説『水戸黄門時空漫遊記』に、東日本大震災におけるエピソードが登場する。該当箇所を下記に引用する。  そのあと聞いた話に、僕らはさらなる衝撃を受けた。小学校の裏山で寒さと空腹に耐えなが...
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維新に繋がる水戸光圀の偉業「英雄たちの復権」未来小説で描く

独立社デジタル選書は、令和3年1月にAmazon kindle にて未来小説『水戸黄門時空漫遊記』を発売開始した。以下、作者による「あとがき」を一部抜粋する。 本作『水戸黄門時空漫遊記』は、『恋闕のシンギュラリティ』の続編として月刊「...
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【座長より】青春の劇と音楽 舞台『三島由紀夫物語』DVD先行予約受付開始

この度の美洲座旗揚げ公演『アフロディーテ 三島由紀夫物語』上演に際し、多数の皆さまにご来場頂くと共に、過分なるご祝辞を賜り誠に有難うございました。劇団員一同に代わりまして心より御礼申し上げます。 このコロナ禍の中、しかも無名の劇団の旗...
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【座長より】仮面劇という形式の力 舞台『三島由紀夫物語』リハーサルも大詰め

先日、全体リハーサルを行いました。なにぶん、私たち演出陣には演劇の舞台経験はありません。よって、手法としては「Work in progress」、つまり作りながら様々なことを出演者の皆さんと一緒に感得していく訳です。 今回は動作練習と...
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【座長より】市民劇団・美洲座『アフロディーテ 三島由紀夫物語』旗揚げ公演迫る

いよいよ市民劇団・美洲座の旗揚げ公演『アフロディーテ 三島由紀夫物語』まで、一か月を切りました。今は音声の録音を終え、BGMと背景映像等の最終調整に入っています。 そして、先日予告動画を公開しました。 是非ご覧いただき、...
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三島由紀夫の深い憂い 自決の謎を解く問題作『憂国』『英霊の声』

昨年の3月より始めた読詠会ですが、次回で15回目を数えます。まだ、『春の雪』を残してはおりますが、三島由紀夫の代表作には、およそ一通り触れることが出来ました。 初めての試みゆえ、不安が全くなかった訳ではありませんでしたが、読詠する三島...
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三島由紀夫の絢爛華麗な世界観を詠む「豊饒の海」第三部『暁の寺』

第14回目の三島由紀夫読詠会は、「豊饒の海」第3部『暁の寺』を取り上げます。 「豊饒の海」第1部『春の雪』、第2部『奔馬』の圧倒的な完成度と評判は、読者に次作に対する大きな期待を抱かせました。 それに応えての第3部『暁の寺』。絢...
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三島由紀夫による世界精神を詠む「豊饒の海」第二部『奔馬』

その作品の価値が世界的なレベルで認識され、時代を超えいつまでも消えることが無い。つまり、人類レベルで普遍的な価値を有する小説。それを私は「絶対的概念としての世界精神(※)に達した小説」と呼びたいと思います。 ※世界精神(Weltgei...
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【11月1日】仮面劇『アフロディーテ三島由紀夫物語』上演(福岡市)

市民劇団・美洲座(石原龍司座長)は、令和2年11月1日に舞台『アフロディーテ三島由紀夫物語』を上演すると発表した。 美洲座旗揚げのきっかけとなったのは、石原氏らが平成31年から福岡市内で開催している三島文学の読書会だ。『潮騒』『金閣寺...
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夏の夜は三島由紀夫のホラー小説で 異色の怪奇掌編『仲間』とは

第12回を迎える三島由紀夫読詠会ですが、今回は久しぶりに短編・掌編小説を取り上げます。 三島由紀夫の小説の文章の美しい響きを味わってみようと始めた読詠会ですが、やはり三島作品の構成自体が持つ堅牢な美しさも味わってみたくなります。時に応...
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三島由紀夫の躍動を詠む『黒蜥蜴』『サド侯爵夫人』『わが友ヒットラー』

11回目の三島由紀夫読詠会ですが、次回はいよいよ戯曲をとり上げます。 この読詠会を始めるときに、私達は三島由紀夫の小説を「和歌を詠むように」あるいは「芝居の台詞を読むよう」に劇的に読んでみると、どのような相貌が作品に立ち現われるのかを...
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埋もれた長編小説『青の時代』にみる、若き三島由紀夫の挑戦とは

このたび第10回を迎える三島由紀夫の読詠会ですが、今回は初期の作品である『青の時代』をとりあげます。『青の時代』は昭和25年作の中編小説です。 前年の『仮面の告白』のセンセーショナルな成功が、作家に次作を強いたのは当然の成り行きですが...
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