【三島由紀夫の暗号】大長編遺作「豊饒の海」に隠された謎

小説
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Youtube選報日本chでは、番組『MISHIMA CODE 三島由紀夫の暗号』を配信中。第2回は三島由紀夫の遺作となった大長編「豊饒の海」全4巻に隠された謎について解説しました。

「豊饒の海」第1巻『春の雪』は平成17年に映画化(行定勲監督)され、妻夫木聡さんと竹内結子さんが主演しました。

心育研究家の石原志乃武さんは番組の中で「豊饒の海」について「ひとつの絶対的水準に達し得た作品」と評し、「日本文学でいえば源氏物語に匹敵する1000年級の作品」と解説しています。

あらすじとしては、主人公が死んで生まれ変わる「輪廻転生」の物語です。第1巻『春の雪』はラブロマンス、第2巻『奔馬』はテロリズム、第3巻『暁の寺』は仏教と官能、第4巻『天人五衰』は未来小説になっています。

娯楽小説としても第一級の「豊饒の海」ですが、実は三島自身は未完で終わらせたいと考えていたといわれています。この作品の連載中は安保闘争によって日本国内は騒乱状態にありました。三島はその渦中に身を投じようとしていたのです。

続きの解説は動画をご確認ください。

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