安全保障 キリシタン大名の失敗に学ぶ「負けない組織」の作り方とは 今回は、戦国時代における政治勢力としてのキリシタン大名について考えてみたい。 「キリシタン大名」とは、日本の戦国時代(15世紀末から16世紀末)に一定の領域を支配した「大名」の中で、キリスト教の洗礼を受けた者を指す。 著名なとこ... 2018.04.03 安全保障安部有樹政治文化歴史社会
安部有樹 誤解されている「政教分離」、国教を定めている国も意外に多い? 伝統的に、政治と宗教は切っても切り離せない関係がある。憲法などで「政教分離」を謳いながら、実際には宗教が政治に大きな影響を与えることが多い。 そもそも「政教分離原則」は、国民の「信仰の自由」を保証するために導入された。 「政教分... 2018.03.29 安部有樹政治教育文化歴史社会芸術
仕事 意外に恵まれている?外国人技能実習生の住居と賃金の実態とは これまでにも、話題として何度か取り上げたことがある「技能実習制度」。「技能実習生へ技術などの移転を図り、その国の経済発展を担う人材の育成(外国人技能実習機構※ホームページより)」を目的とする制度である。 ※外国人技能実習機構・・・法務... 2018.03.19 仕事労働問題国際安部有樹社会経営経済
仕事 外国人労働者に頼ってまで「便利すぎるサービス」を維持すべきか コンビニエンスストア(以下、コンビニ)は文字通り「便利」で、既に我々の生活にとって欠かせない存在となった。1年365日、24時間昼夜を問わず営業しており、今や日常生活に関する大抵のことは、コンビニで済ませることができると言っても過言ではない... 2018.03.13 仕事労働問題国際安部有樹政治社会経営経済
仕事 単なる「長時間労働規制」では進まない「働き方改革」の実態とは 今国会(第196回国会)で「裁量労働制」に関する議論が紛糾を極めた。首相、厚生労働大臣の答弁の根拠となった労働時間のデータに不備があったことに端を発したものだ。結果、安倍晋三首相は、働き方改革関連法案から、同制度の適用拡大を削除すると表明す... 2018.03.05 仕事働き方改革労働問題効率化安部有樹経営
仕事 日本経済復活の処方箋「預貯金の1%を寄付するだけで消費喚起できる」 先日、ある投資会社会長の話を聞く機会があった。 一般的な株式投資は、「企業の利益だけ」を追求する。しかし、同投資会社は、大半の投資会社とは異なり、日本株に特化した投資を行っている。「頑張っている日本企業を元気にしたい」と言う会長の明快... 2018.02.27 仕事安部有樹社会経営経済
安全保障 戦争と平和を巡る矛盾 祈るだけで平和は達成できないという現実 「矛盾」。中国の故事に由来し、物事の道理が通らないことの例えである。ある商人が、どんな盾も突き通すことができる矛と、どんな矛も突き通すことができない盾を自慢していた。しかし、ある人から「その矛でその盾を突いたらどうなるのか」と質問され、二の... 2018.02.20 安全保障安部有樹拉致問題政治教育社会
人生観 いつまでも「忙しい」と嘆く日本人 なぜ生産性が低いのか この世の中は不平等で溢れている。しかし、そのような中でも万人に対して平等なものの一つが時間である。 生まれたての赤ちゃん、大国の元首…。時、場所、その人が誰であるかを問わず、「1日24時間」という時間は、「平等に」訪れる。 "P... 2018.02.12 人生観仕事働き方改革労働問題安部有樹生活
仕事 問われる大学の存在価値 単なる就職予備校で良いのか そもそも、我々は何のために大学へ進学するのか。 ベネッセ教育総合研究所が2013年に大学へ進学した高校生を対象に行った「高校生の大学選択の基本要因に関する調査(2013年)」というデータがある。 これによると、国公立・私立を問わ... 2018.02.05 仕事労働問題安部有樹教育社会
IT 来日外国人は、日本人が「幸せ」でないことに気づいている 「カミカゼ、サムライ、フジヤマ、スシ、ゲイシャ、ハラキリ…」。いずれも、良くも悪くも、従来外国人の方が日本に対して抱いていた典型的イメージである。 私が携わっている技能実習制度では、入国後必ず1カ月間の研修を行うことが定められてい... 2018.01.30 IT国際安部有樹技術社会
仕事 事実上「逃げ得」?!不法滞在の外国人に甘すぎる日本の現状とは 日本は果たして、外国人に対して、「甘い」のだろうか、それとも「厳しい」のだろうか。また、当の外国人の眼には、国としても、また個人としても、我々日本人の彼らに対する態度は、どのように映っているのだろうか。本稿では特に、不法滞在の視点から論じる... 2018.01.22 仕事労働問題国際安部有樹社会経営
人生観 自宅で死ねない時代に、「より良く死ぬ」ために必要なこととは 「人間にとって、生きることも大切だが、死ぬこと、それも、よく死ぬことは、もっとたいせつなのだ」と、マザー・テレサは言ったそうである。 「よく死ぬ」とは、どういうことだろうか。 ありていに言えば、「悔いのない人生を送った結果の死... 2018.01.16 人生観健康安部有樹生活
人生観 自分の生活を自分で守るために、日本人は金融を学ぶ必要がある 日本人にとって馴染みの薄い教育の一つが「金融教育」ではないだろうか。日本人は、お金のことについてはあまり、とやかく言うことを好まない国民性であるように感じる。 しかし、このことが時に物事の進行に影響を及ぼしたり、(物事を)曖昧なままに... 2018.01.10 人生観安部有樹教育生活社会経済
安部有樹 いじめを傍観する子供たちと、拉致被害者を放置する大人たち 「人権」という言葉を手元にある辞書でひいてみると、「人間には当然与えられるとされる権利」と定義されている。例として「生命を保障され、自由・名誉などを享受する権利」と併記してある。 私が人権という言葉を聞いて真っ先に思い浮かべるのは、... 2018.01.05 安部有樹拉致問題教育社会
仕事 「良い会社」の定義とは?「はたらく」ことの意義を問い直す 「良い会社」とは、どのような会社を指すのだろうか。 三菱UFJリサーチ&コンサルティングが自社の新入社員に対して行った意識調査アンケートの結果が公表されている。 平成29年度(2017年度)の結果(男女合計)によると、今の会社を... 2017.12.31 仕事労働問題安部有樹経営