新成人にあえて伝えたい、人生に絶対必要な3つのこと

人生観
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令和6年、成人の日にあたり、新成人の皆さんに伝えたい3つのことを記します。もしよかったら頭の隅に入れておいてください。

たくさん本を読もう

これから成人として社会を歩むにあたり、これまで学校などで学んだことは必ず役に立ちます。しかし人生というのは一生が学びです。学びをやめてしまったら成長が止まります。人間の成長に限界はありません。

ましてや現代は、非常に変化の速い激変期です。様々な情報はすぐに古くなります。一方で、古くならない情報(原理原則)もあります。

インターネットで情報を得るのも有益ですが、書籍は編集と校正を経ていますので、比較的正確な情報を得られます。

これまで読書習慣を持たなかった人は、漫画から始めるのも良いでしょう。毎日少しずつ、何かしながら(例えば歯を磨きながら)でも、習慣化することが大切です。

本を買うお金がない人は、ブックオフなどの古書店に行けば100円プラス消費税で手に入ります。本を置く場所がない人は、スマホで読める電子書籍があります。

「読みたい本が見つからない」場合は、とりあえずベストセラーや古典を読んでみましょう。

「途中で投げ出してしまう」人は、それでも全く構いません。本は途中から読んで、途中で投げ出しても良いのです。次に行きましょう。

読書習慣は必ずあなたの人生を豊かにします。

選挙に参加しよう

成人して選挙権を得た人は、必ず投票に行きましょう。投票所はあなたの自宅から(たいてい)徒歩圏内にあり、投票にかかる時間は5分程度です。

「誰に投票して良いかわからない」という人は、掲示板の選挙ポスターをみて、直感で選んで構いません。選挙広報という、各候補者の公約を並べた新聞が無料で全個配布されますので、それを見比べても良いでしょう。詳細に読まなくても大丈夫です。

「政治に詳しくないから投票に行かない」という大人は意外に多いですが、詳しい必要はありません。だいたい、政治に詳しい人なんて世の中にほとんどいません。

「誰も投票したい人がいないから白紙で投票する」という人もいます。投票に行かないよりはマシですが、消去法で良いので誰か選びましょう。

「直感で選んで良い」と書きましたが、より良いのは、誰か特定の候補者や政党を応援することです。選挙というのはスポーツ観戦と同じで、どこか特定のチームを応援した方が面白いからです。応援するチーム(候補者や政党)は、とりあえず直感で決めて構いません。

今風に「推し」と言っても良いですが、推しの候補者がいれば、選挙結果を見るのが面白くなります。開票速報を見て一喜一憂しましょう。

大切なのはその後で、選挙後、当選した議員がしっかり仕事をしているか、時々気にするようにしましょう。その結果、推しの政治家や政党を変更しても全然構いません。どんどん変更しましょう。

そのうち本当に応援できる政党や政治家を見つけたら、選挙活動の手伝いに行きましょう。ビラのポスティングなど、簡単なボランティアで構いません。そうすることで政治家と交流できるようになり、政治への見方が変わり、社会の仕組みが理解できるようになります。

選挙への参加は、あなたの人生を面白くします。

恋人をつくろう

近年は恋人をつくらない若い世代が増えているそうです。学齢期はともかく、社会人になったら恋人はつくった方が良いです。別に本気で恋をしなくても構いません。異性(あるいは同性)と交際しましょう。

「恋人が欲しいけどできない」という人は、戦略が間違っている可能性があります。

まず、「恋をすること」と「恋人をつくること」は違います。「本気で好きになった人と交際すべき」という固定観念は捨てましょう。

次に、「恋愛は統計である」という真実を受け入れましょう。簡単に言えば、「数打ちゃ当たる」ということです。ちょっとでも「良いな」と思った相手には積極的にアプローチしましょう。

この「アプローチ」というのは、いきなり「好きです!付き合ってください」とコクることではありません。そんなのは単なる変人です。まずは仲良くなる(警戒されない存在になる)ことが大事です。

世の中で「モテる人」というのはどういう人かというと、必ずしも美男美女ではありません。息をするように、異性(あるいは同性)にアプローチできる人です。

ここでいうアプローチとは、「さりげなく好意を伝える」ということです。笑顔で挨拶し、目を見て話し、相手のファッションやヘアスタイルや行動を褒めましょう。

その上で、ある程度親しくなってから交際を申し込みましょう。(それまでに、相手に恋人がいないことを確認しましょう。不倫はやめておきましょう)

SNSやマッチングアプリで相手を探すのも良いでしょうが、交際に至るまでのステップは同じです。

恋愛は楽しいことばかりではありません。互いに傷つけ合うこともあるでしょう。恋人と一緒にいて疲れたり、相手を憎んでしまうこともあるかも知れません。それが人生最大の学びになるのです。

恋愛は学校よりも書物よりも、多くの重要な学びをあなたに与えます。

まとめ

成人として大切なことは、読書習慣を身につけること、選挙に行くこと、恋人をつくることの3つです。この3つが欠けていると、立派な大人にはなれませんし、生きづらい人生になります。それほど難しいことではないので、ぜひ頑張ってください。

本山貴春

(もとやま・たかはる)選報日本編集主幹。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会事務局長。福岡大法学部卒(法学士)。CATV会社員を経て、平成23年に福岡市議選へ無所属で立候補するも落選(1,901票)。その際、日本初のネット選挙運動を展開して書類送検され、不起訴=無罪となった。平成29年、PR会社を起業設立。著作『日本独立論:われらはいかにして戦うべきか?』『恋闕のシンギュラリティ』『水戸黄門時空漫遊記』(いずれもAmazon kindle)。

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