空自広報館の三角コーンが格好良すぎる件

安全保障
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航空自衛隊浜松基地の歴史は、大正14年に設立された帝国陸軍飛行第7戦隊に遡る。飛行戦隊の教育を目的として、昭和8年に浜松陸軍飛行学校が開設された。

昭和20年の敗戦により米軍の飛行場として使用され、昭和27年に保安隊(自衛隊の前身)航空学校、昭和29年の航空自衛隊発足に伴い、翌30年に浜松基地となった。

浜松基地が位置する浜松市は静岡県最大の都市で、政令指定都市になっている。基地の総面積は実に東京ドーム67個分。航空団(第1航空団)が初めて設置されたことから、「航空自衛隊発祥の地」とされており、現在でも空自における教育の中心地だ。

その浜松基地内に、平成11年に新設されたのが「浜松広報館(エアーパーク)」という博物館である。戦闘機や装備品が展示されている他、フライトシミュレーターや全天周シアターが設置されており、「見て体験して楽しむ航空自衛隊のテーマパーク」(同館パンフレット)となっている。

令和元年8月に浜松広報館の公式ツイッターが開設され、令和2年2月にフォロワーが1万人を超えた。浜松広報館のアカウントでは展示品の写真などが紹介されているのだが、中でもユニークなのがオリジナルの「三角コーン」である。

三角コーンとは、「パイロン」「ロードコーン」「カラーコーン」などとも呼ばれ、工事現場などで通行人の立入禁止区域を明示するために設置されることが多い。浜松広報館ではこれに航空機のマーキングを施し、「スペシャルマーキングコーン」として設置しているのだ。

現在、静岡県が新型コロナウイルス感染症について警戒レベル5(特別警戒)を発出している関係で、同館も「他県からの来館自粛」を求めている。早期に感染症が収束し、他県からも同館を訪れることができるようになることを祈りたい。

▽浜松広報館(エアーパーク)公式サイト
www.mod.go.jp/asdf/airpark

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