国民民主党代表選挙で舌戦、玉木雄一郎氏と前原誠司氏/福岡市

政治
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令和5年8月23日、国民民主党代表選挙の一環として、玉木雄一郎氏と前原誠司氏が福岡市で並んで演説を行った。党員・サポーターなど約100人が集まった。

国民民主党は結党以来、2度目の代表選挙を迎えている。今回は現職の玉木雄一郎氏の対抗馬として党の重鎮である前原誠司代表代行が立候補したことで、にわかにマスメディアの注目を集めた。

代表選挙の選挙期間中、両候補は並んで全国行脚し、各地で候補者討論会や街頭演説を実施。23日午後は福岡市内で集会と街頭演説を行った。

前原誠司氏は「今のままでは支持率は微増するばかりで党勢拡大もおぼつかない。自民党政権を打倒するためには政策で一致できる野党による共闘が必要だ。私ならそれができる。政権交代という革命を成し遂げ、日本を変えるために党の代表を担わせて欲しい」と訴えた。

玉木雄一郎氏は「今は大きな塊を目指すのではなく、国民民主党として着実に強く大きくなり、現状の中で政策実現を目指す段階だ。穏健な多党制による連立の枠組みによって政権獲得を目指す。そのために衆院選で候補者を多数擁立し、この福岡にも必ず立てる。対決より解決を実現するため、引き続き国民民主党を率いて行きたい」と訴えた。

取材に対し、北九州市から駆けつけた党員の女性は「二人の話を聴いて、どちらに投票するかますます迷っている。どちらも魅力的」と答えた。

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