行動派の若手地方議員・井福だいすけ大野城市議「政治は人を守る仕事」

まもなく統一地方選挙を迎える。この夏の参院選の前哨戦でもあり、地方選挙の結果が国政に与える影響も大きい。もとより、地方自治は住民にとって最も身近な政治でもある。

従来の地方議員は地元の名士や世襲議員が多く、名誉職的な扱いを受けることも多々あった。しかし近年、そのような既存の枠組みを飛び越え、地域活性化のために大胆な提案を行える行動派の地方議員も増えてきた。

今回、福岡都市圏のベッドタウン「大野城市」で活躍する若手政治家に話を聞いた。

大野城市議・井福だいすけ氏インタビュー
聞き手:『選報日本』編集主幹 本山貴春

市民と活発にコミュニケーションする井福市議

市民の声を届ける時

Q.4年間「大野城市議」を務めて、印象に残っていることは何ですか?

大野城市議になって最も嬉しい瞬間は、議会の場で市民の声を代弁しているときです。

中でも、4年前の選挙において公約として掲げた、西鉄高架下の有効活用について、市民の要望を実現することが今の僕の一番の課題です。

西鉄高架下には、店舗スペースや市民が集えるカフェ・イベントスペースをつくれば街の賑わいを増やすことになります。あるいは、高架下に託児所や保育所をつくれば、お母さんたちが子供を預けてすぐ会社に行くこともできます。

これらは実際に私が聞いた市民の声をもとに、議会において市へ提案してきました。他にも都市開発・街づくりの分野では電線地中化などを提言してきました。大野城市は住みやすい街・日本一に輝きましたが、これを維持していくために今後とも若さで走って参ります。

【大野城市】
福岡都市圏にある人口約10万人の自治体。日経BP社による「シティブランド・ランキング 住みよい街2017」で全国1位に選ばれた。日本で初めて国防施設(古代山城・大野城)ができたところでもある。

【西鉄高架下事業】
西鉄天神大牟田線連続立体交差(高架化)事業に伴い、高架下の有効活用が検討されている。大野城市は、平成26年度から2年をかけて、高架下空間とその周辺地域の一体的な利用について市民との意見交換を実施した。

子供達の登下校を見守るボランティアにも参加

政治は人を守る仕事

Q.他の政治家と、井福議員の違いとは何でしょうか?

僕はもともと、「人を守る仕事をしたい」と、警備会社で機動隊員の仕事をしたこともあります。ある時、政治も「人を守る仕事」だと気付きました。そこから議員を目指しました。

実際、大野城市でも平成30年に大規模豪雨に見舞われ、避難勧告が出されました。そして一部家屋などへの被害も出てしまいました。

僕は議会質問で、災害時の万全な体制作りについて、高齢者などの避難支援や帰宅困難者対策など、提言を行いました。また、北朝鮮ミサイル危機を想定した避難訓練の実施を求めました。大野城市は県内初のミサイル想定避難訓練を実施しています。

政治家にとって一番の使命は、市民の命を守ることです。

北朝鮮に拉致された日本人を救う署名活動に積極的に参加

未来に先手を打つ

Q.今後の、大野城市議としての課題を教えてください

実は、大野城市政にとって最大の課題は、「人口減少問題」です。推計によれば、大野城市の人口は11年後には減少に転じます。この問題はいまのうちに手を打っておかないと手遅れになります。すぐにでも、市役所に戦略立案できる専門チームが必要です。

若い働き手が減って高齢者が増えるということは、市政として収入が減り、支出が増えるということです。市全域の高齢者福祉を充実させるためにも、街を支える働き手を確保しておかなければなりません。

多くの自治体は人口減少を前提とし、出生率向上は諦めていますが、「子育て基金の新設」や「家族単位での福祉補助」など、打てる手はあります。さらに、シニア世代に幼児や小学生の子育て支援に参加いただける場を増やし、人生100年時代の活き活きとした大野城市をつくります。

愛猫家としても有名で、保護猫・保護犬の活動にも参加している。

井福大昌(いふく・だいすけ)大野城市議会議員、自民党会派所属。平成27年の統一地方選挙で初当選。サラリーマン時代の経験を活かし、地元活性化に尽力するとともに、北朝鮮による拉致被害者の救出運動や憲法改正運動にも熱心に取り組む。無類の愛猫家。
公式サイト ifukudaisuke.com

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