会長人事迷走「東京五輪の救世主」は誰か?

令和3年2月12日、東京五輪組織委の森喜朗会長が正式に辞意を表明した。五輪開催を半年後に控えるタイミングで開催団体のトップが交代することは極めて異例。

森会長の後任を巡って、関係者は迷走している。当初、森氏が元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84歳)に直接就任を要請し、同氏も承諾したと報じられた。

しかし国内外の左派陣営から「高齢男性は相応しくない」「川淵氏は百田尚樹のファン」などと批判が噴出。世論の反発を恐れた菅政権が組織委に再考を促し、川淵氏本人も辞退したことで白紙に戻った。

次に浮上したのが橋本聖子五輪担当相(56歳)。年齢も比較的若く、何より女性ということで、森会長の「失言」に反発する声を鎮静化するにはうってつけだ。

ところが、今度は橋本大臣が日本スケート連盟会長だった平成26年にしでかした「セクハラ事件」が掘り起こされる。フィギュアスケート男子の高橋大輔選手にキスを強要したというのだ。週刊誌に、橋本会長(当時)が高橋選手の顔や頬にキスをする写真が掲載された。

今回の森会長辞任劇が「女性差別発言」を発端としているだけに、「地位を利用してセクハラを行った」と疑われている橋本大臣が後任に相応しいか疑問だ。

政治家や、現職理事は除外すべき

五輪組織委は後任会長人事について「選考検討委員会」設置を決めた。具体的なプロセスは不明だが、世論の動向を見極めながら慎重に選ぶということだろう。

組織委の定款によると、会長は理事の互選によって決まる。現在の理事は政治家、競技団体代表、元選手などが並ぶ。因みに川淵三郎氏は評議員という役職で、評議員は理事と兼務できない。橋本大臣は組織委での役職はない。

この際、国内外の世論を鎮静化させるためには組織委の現職役員や政治家は避けるべきだろう。

そこで私が提案したいのが、元卓球選手の福原愛氏(32歳)だ。福原氏は最近「世の中の役に立つ活動をしたい」と株式会社omusubiを設立し、話題になった。

福原愛氏の人気と知名度は、他の元五輪選手の中でもズバ抜けている。「反日的」ともいわれる中国人らの間でも絶大な人気を誇っており、同氏が会長に就任すれば東京五輪の成功へ向けて弾みが付くだろう。

まさに東京五輪の「救世主」になる、かも知れない。


本山貴春(もとやま・たかはる)選報日本編集主幹。独立社PR,LLC代表サムライ☆ユニオン準備委員長。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会事務局長。福岡市議選で日本初のネット選挙を敢行して話題になる。大手CATV、NPO、ITベンチャーなどを経て起業。著作『日本独立論:われらはいかにして戦うべきか?』『恋闕のシンギュラリティ』『水戸黄門時空漫遊記』(いずれもAmazon kindle)。

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