維新・鈴木宗男参院議員、渡露強行 森喜朗元首相「私と同じ考え」

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鈴木宗男氏公式サイトをキャプチャ
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西暦2023年10月3日、駐日ロシア大使館は公式SNSに「10月2日、A.Yu.ルデンコ露外務次官は『日本維新の会』の副党首である、日本の鈴木宗男参議院議員と会談した」と投稿した。鈴木宗男参院議員は日本政府及び所属政党の方針に反し、渡露を強行したことが明らかになった。

さらに、駐日ロシア大使館は以下の通り投稿している。

何十年にもわたって蓄積された国家間協力の財産が現在となっては米国、及び同国によって押し付けられた「集団的西側」の反ロシア路線に追従する日本政府の制裁政策によって、集中的に破壊されていることに懸念が示された。このような路線は日本の国益や日本国民の要望に適うものではない。/鈴木議員は世界レベル及び地域レベルの安全保障に関する多くの差し迫った問題に対するロシア側のアプローチと、露日関係におけるいくつかの差し迫ったテーマについて説明を受けた。

https://t.me/rusembjp/13336

外務省はロシア全域に渡航中止勧告、ウクライナ国境付近には退避勧告を発出しており、国会議員も対象。鈴木参院議員は今年5月にも渡露を計画していたが、党執行部に制止されて中止した経緯がある。今回は党に無断で出国した。帰国後、処分される見通し。

9月29日に鈴木参院議員が開催したパーティーで、出席した元外交官の佐藤優氏が「鈴木先生には近いうちにロシアを訪問してほしい。こんな時にこそ対話が必要だ。約2年もロシアと対話がないことは異常だ」と述べたと、鈴木参院議員は自身のブログに投稿している。

また、同じパーティーに森喜朗元首相が「ウクライナ問題で、私と鈴木さんは同じ考えです。ウクライナだけが善くて、ロシアが悪いという一方的な価値観には同意しません」などとメッセージを寄せたことも、同記事に書かれている。

3日夜、鈴木参院議員は自身のSNSで渡露したことを報告し、「私のモスクワ訪問について日本国内ではいろいろな発言があるようだが、私は国益の観点から日露関係の重要性を誰よりも考えてきた政治家と自負しており、特にこんな時だからこそ対話が必要と考えている」などと投稿。「対話」の内容は明らかにしていない。

評論家でインテリジェンスに詳しい江崎道朗氏は自身のSNSで「プーチン政権が、鈴木議員に何を頼んできたのか、誰が何を言ったのか、今回のロシア訪問の経費は誰が出したのか、ロシア政府からの便宜供与はなかったのか。是非、開示してもらいたい」とコメントした。

所属国会議員が、侵略戦争を行うロシアを擁護し、周囲の制止を振り切って渡航したことは、維新にとっては痛恨事となりそうだ。また、森元首相が鈴木議員の親露姿勢を擁護していたことも、自民党に打撃となる可能性がある。

急成長している野党の議員が親露派であることが世界に知れ渡ることで、日本の国益が損なわれることは間違いない。

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