【香港・国家安全法】中国政府高官、香港独立派の陳浩天氏を名指しして批判

西暦2020年6月8日、中国政府の国務院香港マカオ事務弁公室・張暁明副主任が香港政府主催によるWEBシンポジウムにおいて「国家安全法」制定について一時間にわたり演説し、香港における抗議活動を非難するとともに、弾圧の正当性を強調した。

張暁明副主任は演説の中で国家安全法について「香港の一国二制度を維持するためのウイルス対策ソフトのようなもの」と説明。香港市民による抗議活動をコンピュータ・ウイルスになぞらえた形だ。

その上で、「国家安全法は、ごく一部の過激派に対してのみ適用される」と述べ、香港民族党創設者の陳浩天氏を名指しして批判した。この演説で名指しされたのは陳浩天氏だけだった。

国務院香港マカオ事務弁公室・張暁明副主任

すでに香港民族党は香港政府により強制的に解散させられ、香港内での政治活動を禁止されている。今のところ香港で解散させられた政治団体は香港民族党だけだ。陳浩天氏は2020年ノーベル平和賞にノミネートされていることでも知られる。

NHKは張暁明副主任の演説について「中国政府高官が演説 香港の抗議活動批判 法整備考え改めて強調」と題する記事を配信したが、陳浩天氏が名指しされたことには触れていない。

▽中国政府高官が演説 香港の抗議活動批判 法整備考え改めて強調(NHK)
nhk.or.jp/news

国際戦略家の石井英俊氏はTwitterで「NHKがスルーしている重大な話」として陳浩天氏が唯一名指しされたことに言及し、「リベラルの周庭などと違い、メディアもスルー。彼のまわりはいま非常に危ない事態になってきている」と述べた。

この記事の作成にあたり、ランダムヨーコさんの緊急動画を参考にさせていただきました。(編集部)




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