「三島由紀夫と西郷隆盛」歴史作家・浦辺登氏が11月23日に講演

例年、11月になると全国各地で「憂国忌」が開催される。昭和45年11月25日、陸上自衛隊市ケ谷駐屯地(現在の防衛省)においてクーデターを呼びかけ自決した三島由紀夫と森田必勝を追悼する式典だ。

福岡市東区の筥崎宮では、11月23日の新嘗祭(勤労感謝の日)に合わせて「福岡憂国忌」が民間団体によって開催されてきた。福岡憂国忌は三島事件の直後から毎年行われている、最も古い憂国忌の一つである。

福岡憂国忌では記念講演が行われる。過去の講師は言論人、大学教授、政治家など錚々たる人物であり、参列者は九州各地から集まる。

そして今年の講師に決まったのが歴史作家の浦辺登氏だ。浦辺氏は近著に『玄洋社とは何者か』(弦書房)などがあり、郷土史をテーマにした新聞連載や連続講座を行なっている、近代郷土史の第一人者だ。

そんな浦辺氏が過去に手がけた本に『武人 甦る三島由紀夫』(晋遊舎ムック)がある。浦辺氏は関係者に取材し、掲載資料を集めるなど、編集者として深く関わった。

同書において、浦辺氏が直接インタビューした人物の一人が故・玉利齊氏だ。玉利氏は、日本で初めてボディビルを広め、三島由紀夫にボディビルを直接指導したことで知られている。

浦辺氏によると、この玉利齊氏を通じて、三島由紀夫は西郷隆盛と繋がっていたという。

三島が西郷について言及した文章はそう多くはない。しかし、三島事件(楯の会事件)が、西郷の最期(西南戦争)と構造的に似ている、という指摘は多くの研究者によってなされてきた。

実際に三島と西郷を繋ぐものとは何だったのか。浦辺氏が今年の福岡憂国忌で明らかにする。

▽福岡憂国忌 平成30年11月23日(金・祝)午後1時より

関連記事

  1. 救う会が行橋市に猛抗議!「拉致教育=在日朝鮮人イジメ発言は人権侵害」

  2. 巨大看板にフルラッピングバス 日本とは違う台湾の選挙手法とは

  3. 【大局観】保守2大政党時代が幕開けし、わが国は「戦後体制」を脱却する

  4. 米国「高校生による銃規制推進運動」がSEALDsにそっくりな理由

  5. 「連合離脱」で衝撃を与えた化学総連 なぜ離脱し、その後どうなったか

  6. 韓国領事館前に外山恒一氏が「ベトナム反戦像」を設置、韓国に反省を促す

  7. 台湾はもともとオランダ領?!中国には台湾領有の根拠が無かった

  8. 問われる大学の存在価値 単なる就職予備校で良いのか

  9. 外国人と交渉する前に押さえておきたい、神話にみる「契約」の違いとは

PAGE TOP