女性差別に反対する公開書簡 賛同者に「なりすまし」か

人権
この記事は約2分で読めます。

歴史研究者・呉座勇一氏がSNS投稿において「女性への中傷を含む性差別的な発言を続けていた」と告発する公開書簡に、本人の同意なく賛同者として名前を掲載されていた事例があることがわかった。

呉座氏は、文部科学省が所管する国立の研究機関「国際日本文化研究センター(日文研)」の助教を務めていたが、日文研は令和3年3月に「(呉座氏が)他者を傷つけ、研究者として到底容認されない発言を繰り返していた」と認め、同年9月に懲戒処分していた。

現在、呉座氏は処分を不服として京都地裁に訴えを起こしている。

公開書簡はSNSで性的な中傷を受けたとする女性研究者を含む複数名で「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」と題し、同年4月付けでインターネットに公開されている。

その内容は「研究・教育・言論・メディア」関係者へ向けたもので、「中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ること」などを求めている。同サイトによれば、公開書簡には1316人が賛同者として署名した。

ところが、本人に署名した覚えがないにも関わらず、名前が掲載されている事例が判明。

令和4年1月17日、作家の古谷経衡氏は自身のTwitterに「承諾の事実はありません。第三者による無断使用なら厳にお控え下さい」と投稿した。古谷氏は自身のマネージャーに事実関係を確認した上で公表に踏み切った、としている。

同じく賛同者として名前が掲載されていたアナリストの渡瀬裕哉氏も「普通になりすましですね。自分も一切関係ありません」とTwitter上でコメントした。

選報日本/編集部

コメント

タイトルとURLをコピーしました