令和2年の5月から6月にかけて日本政府が全国民に配布した布マスク(通称アベノマスク)が福岡市内のリサイクルショップで販売されていることを「選報日本」編集部が確認した。価格は税込110円だった。
未開封のアベノマスク1点(2枚入り)を販売していたのは、リサイクルショップ「2nd STREET(セカンドストリート)」高宮通り店(福岡市南区)。株式会社セカンドストリート(ゲオホールディングス子会社)が全国に600店舗を展開している。
マスクが売られていた店舗に買取価格を確認したところ、「現在は買取を行っていない」との回答だった。
厚生労働省は電話取材に対し、「リサイクルショップなどで布マスクが取引されていることはすでに承知しているが、あくまで国民の感染防止を目的として配布したものなので、そのために有効活用して欲しい」とコメントした。
アベノマスクは新型コロナウイルス感染症対策として約1億3千万枚が全戸配布され、追加で1億5千万枚が福祉施設などに追加配布された。マスクの調達と配布にかかった費用は500億円以上と見られている。
1月27日追記
セカンドストリートの親会社である株式会社ゲオホールディングス広報課より下記の通り回答があった。
「現在も、他のマスク同様、(布マスクの)未使用品のお持ち込みがあれば、買取・販売を行っております。また、買取金額に関しましては店舗の在庫状況などによっても異なります」
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/4596″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/4920″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/5344″]
コメント