西暦2023年2月13日午後、日本政府は2月6日(現地時間)にトルコ南東部で発生した地震による被害に対応するため、6日夜に先発した国際緊急援助隊が使用する医療資機材を輸送する自衛隊機を成田空港から出発させた。
首相は自衛隊機の派遣について「これにより多くの命が救われることを期待します」とコメント。外務省は10日、「トルコ・シリア両国に対する資金面での人道支援として、ODAによる緊急支援も早急に実施していく」と発表している。
地震はトルコとシリアの国境付近を震源地としており、13日で地震発生から1週間が経過。これまでに3万5000人が死亡したとされており、現在も救出活動が続けられている。
トルコに派遣されたのは航空自衛隊B-777特別輸送機1機。通常は政府専用機として運用され、首相などの要人輸送を担っている。
浜田靖一防衛相は輸送機派遣の他、「現地における情報収集・連絡調整」のため、トルコ国内に現地調整所を設置するよう自衛隊に下命した。
コメント