福岡市議辞職の堀本和歌子氏、市議選再出馬へ「皆様の声で決めました」

政治
堀本和歌子氏facebookより
この記事は約2分で読めます。

前福岡市議で日本維新の会を離党した堀本和歌子氏(41)が、福岡市博多区内で「反省と再挑戦の決意」と題するビラを配布していることがわかった。3月31日に告示される福岡市議選に再度立候補すると見られる。

堀本和歌子氏は市議在任中、参政党・新開裕司氏名義のビラを無断で作成して配布したことが露見し、令和4年10月28日に議員辞職していた。ビラの内容は新開氏が統一教会のイベントに登壇したことを示すもので、配布する堀本氏が防犯カメラに録画されていたことから発覚した。

堀本氏は議員辞職後、自身のfacebookに「本当にご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。私がやってしまったことに、深く反省する日々を送っております」などと反省の弁を綴り、「自分の未熟さから招いたことですので、今回の辞職を機に、ずっと学びたかった手話を学ぼうと一歩踏み出そうと思います」と抱負を語っていた。

今月配布された堀本氏のビラには改めて謝罪と反省の弁が綴られており、その上で「皆さまの再挑戦をして、また市政で頑張ってほしいという声を胸に、初心に戻り市民のために役立つ人生にしたいと、再挑戦を決めました」「一度、失敗したわたしだからこそ、より先頭に立って政治の信頼を取り戻したいと思います」(ママ)などと書かれている。

福岡市議選博多区は定数9名。4年前の選挙で初出馬した堀本氏は維新公認で4,271票を獲得し、当選者の中では最下位だった。次点で落選したのは共産新人の4,181票、その次が新開裕司氏(自民推薦)で、4,147票だった。

日本維新の会はすでに堀本氏の後釜となる新人男性の公認を決定しており、堀本氏は無所属での立候補となる公算が高い。

3月19日追記

3月18日、堀本和歌子氏は自身のfacebookを更新し、ビラの画像(下記)をアップするとともに「選挙の結果がどうであれ、市民のためにもう一度審判を受けたいと思います。(中略)今回2023年統一地方選挙に立候補させていただきます」と投稿し、正式に立候補を表明した。

コメント

タイトルとURLをコピーしました