旭日旗での五輪応援は問題なし 組織委が回答

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令和3年7月23日開幕の東京五輪に参加する韓国選手団が「競技会場への旭日旗持ち込み禁止」を求めていた問題で、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は旭日旗について「持ち込み禁止物に指定していない」と回答した。山田宏参院議員が照会していた。

韓国選手団は来日早々、選手村に李舜臣の言葉をもじった横断幕を掲げ、国際オリンピック委員会(IOC)の指示により撤去した。その際、韓国側は撤去の交換条件として「旭日旗の持ち込み禁止」を求めたと主張している。

李舜臣は、豊臣秀吉が朝鮮に遠征軍を送った文禄・慶長の役に際し朝鮮水軍を率いて戦った「抗日のシンボル」として、韓国内で讃えられてきた。

そのため、IOCは選手村の横断幕を「オリンピック開催場所、会場、他のオリンピック・エリアにおいては、いかなる種類の示威行動または、政治的、宗教的、人種的な宣伝活動も認められない」と定めた五輪憲章違反とみなした。

韓国が国際競技大会などにおいて露骨な反日宣伝を行ったのは2002年サッカーW杯に始まる。それ以降、韓国人選手やサポーターが反日宣伝を行うたびに、日本国民の間に「嫌韓」感情を起こさせてきた経緯がある。

韓国側の「旭日旗持ち込み禁止要求」について日本国民は反発。自民党の山田宏参院議員が組織委に照会したところ、旭日旗が五輪会場の持ち込み禁止物に指定されていないことが改めて確認された。

旭日旗は陸海自衛隊で制式採用されている他、漁船の大漁旗など日本の様々な分野で伝統的に使用されている意匠だ。その名の通り「日の出」の勢いを表すものとして、サッカー国際大会などで選手やサポーターの士気を高める役割を果たしてきた。

今回の東京五輪にも「10競技に17名の自衛官選手が参加する予定」(防衛省)となっており、それら自衛官選手を応援する意味でも旭日旗は相応しいといえる。

しかし韓国側は旭日旗について「ナチスの党旗と同じ」「戦犯旗」などと非難を繰り返し、旭日旗を掲げることが国際法上義務付けられている海上自衛艦の寄港を拒むなど、非常識な姿勢を激化している。

このまま韓国選手団が東京五輪に参加すれば、競技中や表彰の場において反日宣伝を繰り返し、日本国民の嫌韓感情をさらに逆撫でることになるかも知れない。それは日韓両国にとって、ひいては東アジアの平和と安定にとってマイナスでしかない。

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