【速報】香港独立派・陳浩天氏が2020年ノーベル平和賞候補に

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令和2年2月3日、自由インド太平洋連盟の石井英俊副会長は、香港独立派の陳浩天氏が2020年ノーベル平和賞にノミネートされたと発表した。

ノミネートの理由として「陳浩天は、香港政府から​最も政治的な弾圧を受けている​にもかかわらず、自由と民主主義を訴えている青年である。陳浩天は自由を求める香港人の象徴である」と説明している。

近く、石井氏らは東京都内で記者会見を行う予定。

陳浩天氏とは

陳浩天氏の略歴は以下の通り。

1、1990年、香港にて生まれる。現在29歳。香港理工大学卒業。香港在住。
2、2014年の雨傘運動(雨傘革命)には、いち参加者として加わる。
3、2016年、香港独立を主張する初めての政党である「香港民族党」を結成。召集人。
4、2016年9月の立法会選挙において、立候補の受付自体を拒否される第一号となる。
5、2018年9月、香港史上初めてとなる社団条例による活動禁止命令を受け、香港民族党を解散させられる。その後現在に至るまで、政党への活動禁止命令は陳浩天氏以外には受けていない。
6、2019年8月、爆発物所持容疑等で不当逮捕されるが、証拠が一切無く釈放される。
7、2019年8月、香港警察により2度目の逮捕をされる。現在保釈中。
8、2019年9月、裁判所への出頭を待ち伏せされ、暴行を受ける。
9、2020年1月、2020年ノーベル平和賞候補としてノミネートされ、ノルウェー・ノーベル委員会に正式に受理される。

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