令和6年8月22日、自民党の和田政宗参院議員はNHKから届いた放送内容に関する回答書を自身のSNS(X)で公表しました。
回答書によると、中国人スタッフは問題になっていた「釣魚島(尖閣諸島)は中国の領土」という発言の他、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」などと、歴史的事実に反する発言を行なっていたことがわかりました。
問題発言は、NHKの短波ラジオと衛星ラジオの国際放送、ラジオ第2放送で、令和6年8月19日の13時頃に伝えた中国語ニュースの中でなされました。
NHKによると、発言したのは中国籍の40代男性の外部スタッフ。「靖国神社で落書きが見つかり、警視庁が器物損壊事件として捜査している」というニュースを伝えたあと、これら原稿に無い発言を行いました。
本件に関してNHK幹部は関係役職者の処分、録音放送やAIアナウンサーへの移行、国際放送のあり方に関する全体的見直しを進めるとしています。
NHK出身の和田政宗参院議員は「記者発表で隠していた部分も事実に反するひどい発言」と指摘。「NHK会長が責任を取る重大事件だ」と強く非難しています。
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