8月25日、NHK国際放送で中国人スタッフが反日的な発言を行なった事件について、NHKは発言内容を追加公表しました。NHKによると、発言の全容は以下の通りです。
「靖国神社で落書きが見つかった」というニュースを伝えた際、原稿にはない「『軍国主義』『死ね』などの抗議の言葉がかれていた」という文言を一方的に加えて放送。
(中国語で)「釣魚島と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義宣伝とプロフェッショナルではない業務に抗議します」
(英語で)「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女らは戦時の性奴隷だった。731部隊を忘れるな」
NHK報道資料より
NHKは報道資料(プレスリリース)の中で「日本語に翻訳する際に確認が不十分でした」などと釈明しています。
二度にわたる「追加公表」について、元NHKアナウンサーの和田政宗参院議員(自民党)は自身のSNS(X)で、
NHK会長が責任を取る事件。私はNHK改革議連を立ち上げる。このまま何も対応しないのであれば、NHK予算について、改革に賛同する議員で反対せざるを得ない。その際にはNHK予算は否決されるだろう。
@wadamasamune
と述べています。
また、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は21日の定例会見で、
これは中国の三戦、つまり世論戦、心理戦、法律戦、こうしたものが始まっているのではないかと。もしくは最近はやっている認知戦です。意図的にやったと思われても仕方がないと思います。
国民民主党公式サイト
と指摘しています。
NHKは問題発言を行なっていた中国人スタッフについて以下のように説明しています。
このスタッフはNHKの関連団体が業務委託契約を結んでいる中国籍の40代男性で、平成14年から日本語のニュース原稿を中国語に翻訳してラジオで読み上げる業務を担当していた。
産経新聞
つまり当該スタッフは20年以上に亘り中国語による放送を担当していたことになり、同様の行為を過去にも行なっていた可能性があります。
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