西暦2021年5月19日、中国の人権侵害問題を非難する国会決議の早期採択を求める在日民族団体などが合同で国会前アピールを実施した。
国会前アピールに参加したのはウイグル人、チベット人、香港人、南モンゴル人、ミャンマー人、カンボジア人、バングラディッシュ人、民主派中国人などと、それらを支援する日本人。主催者によると約300名が集まった。
在日外国人らは「同胞が中国共産党により軍事的な監視と抑圧を受けている。自由だけでなく民族文化も奪われている」などと、人権侵害の深刻な実態について訴えた。
その上で、「一刻も早く日本の国会として中国非難決議を通して欲しい。日本の国会議員の努力に感謝する。一部の政党が協力してくれないことで決議が行き詰まっている。中国に声を挙げる一歩を踏み出して欲しい」などと、国会の尽力を強く求めた。
日本人支援者は、「今国会で中国非難決議を成立させて欲しい。国際社会で日本だけが何もしていないのは恥ずかしい」「残り3週間、全ての国会議員が全力で国会決議採択へ動いて欲しい」と訴えた。
アピールの模様はYoutubeで生中継された。
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