【5/28まで】タクシー会社が農家支援「被災地の農作物を届けたい」

地域
この記事は約2分で読めます。

令和3年4月14日、福岡交通株式会社(野上正嗣代表取締役社長)は、朝倉市の観光果樹園から仕入れた果物等を販売し、支援者への発送及び配達を行うクラウドファンディングを開始した。

同社は一般的なタクシー事業の他、貸切のジャンボタクシー運行など観光事業も行っているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「移動の自粛要請」などによって需要が激減。

そこで、昨年から福岡県朝倉市の観光果樹園と提携して農作物を福岡市内に運搬し販売する取り組みを行って来た。今回開始したクラウドファンディングは、朝倉の農作物を全国に届けるべく行う。

取り扱う農作物は、福岡県朝倉市や朝倉郡東峰村の梨、柿、ぶどう、棚田米など。これらの地域は平成29年7月の九州北部豪雨で深刻な被害を受け、現在も復興途上にある。

クラウドファンディングのリターンには、朝倉の農作物の他、同社のジャンボタクシーによる農作業体験と温泉入浴を含む日帰り観光がラインナップされている。

プロジェクトの責任者である野上幸嗣専務は、選報日本の取材に対し

(農家の反応について)コロナで観光客が減り大変とのことで、福岡市内で販売してもらえるならありがたい、と言っていただきました。昨年実績を作れたので、今年も期待していただいています。

とコメントした。

目標金額は80万円。支援の受付は今年の5月28日23時まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました