平成30年11月22日、チベットの最高指導者であるダライ・ラマ法王猊下が福岡市の東長寺を訪れ、災害犠牲者を弔う法要を行った。抽選などで選ばれた市民ら約2000人が参列した。
ダライ・ラマ法王猊下は法話の中で、
「日本の方々が多くの災害で苦しんでいることに心を痛めてきた。こういう時こそ般若心経を唱えれば、被災者の心の救済に繋がると確信している。苦しみには原因がある。逆に善行を施すことによって、将来の幸せを得ることができる」
などと述べられた。
当日は、平成29年に水害に遭った福岡県東峰村の村長も参列。また、法王猊下に対して博多人形師による「チベット僧侶」の博多人形が献上された。
法要は、福岡市に拠点を置く「宗派を超えてチベットの平和を祈念し行動する僧侶・在家の会(スーパーサンガ)」などが主催した。
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/1488″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/1210″]