香港民族党の陳浩天氏が動画で危機を訴える「刑務所収監のおそれも」

香港の独立を訴えている政党「香港民族党」に危機が迫っている。2018年7月17日、中国共産党の傀儡と化した香港政府が、同党の活動禁止を検討していることを明らかにした。

1997年に香港が英国から中国に「返還」されて以来、香港は「一国二制度」の建前のもとに高度な自治権が認められていた。ちなみに「一国二制度」は、返還後も50年間は政治体制を変更しないという国家間の約束である。

しかし中国共産党政府は、徐々に香港の自治権を制約する政策を採っている。その象徴が、香港の首長にあたる行政長官普通選挙導入の中止である。

実は香港では2017年から行政長官の普通選挙(一人一票)が導入される予定だったが、中国政府が指名する候補者のみを立候補させ、民主派を選挙から排除する方針を示す。

この中国政府の方針に対し香港民主派勢力が反発し抗議したのが、2014年の「雨傘革命」だ。民主派の街頭デモに対し、香港警察は催涙弾などを使用して暴力的に弾圧した。

その後、香港の民主化運動は衰退の一途を辿る。そんな中、香港民主化に飽き足らず独立を主張して登場したのが、陳浩天氏率いる「香港民族党」(2016年〜)だ。

香港民族党は綱領において、中国共産党の一国二制度を否定し、独立国家としての「香港共和国」の建国、独自の憲法制定、民主化促進などを訴えている。

平成30年8月10日、中国共産党政府による弾圧の魔の手が迫る香港民族党の陳浩天氏に対し、国際戦略家でNPO法人「夢・大アジア」理事長である石井英俊氏がビデオチャットによるインタビューを実施し、Youtubeに公開した。

▽香港民族党陳浩天氏直撃取材
https://youtu.be/Y-2CN2ryIro

この動画の中で陳浩天氏は、

「香港政府は、われわれ民族党が国家の安全を脅かしたと主張しているが根拠が無い。しかし彼らにとって違法に証拠を偽造することは容易であり、それによって私が刑務所に収監される可能性もある」

と危機感を示した。さらに、

「中国は拡張する悪の帝国だ。香港、台湾、チベット、ウイグル、モンゴルがその脅威に晒されており、われわれは中国との戦いの最前線にいる。日本も援護して欲しい」

と訴えている。

なお、中国や香港の政府寄り報道機関は石井英俊氏を「チベット、ウイグル、台湾、香港の独立を支援する典型的右翼分子」として名指しで非難。日本人が香港独立運動に関心を示すことに極度の警戒感を示している。

陳浩天氏にインタビューを行う石井英俊氏

上記のインタビュー動画について、日本のマスメディア関係者も密かに注目し、高く評価しているという。香港政府による言論弾圧が今後、世界に大きな波紋を広げる可能性は高い。


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