令和5年9月23日、自民党の前衆院議員・長尾敬氏は自身のSNSに「別班。ある筈ですし、ない筈がありません」と投稿した。「別班」とは自衛隊の非公式諜報機関とされるもので、政府はその存在を認めていない。
長尾氏がSNS「X(旧Twitter)」に投稿した全文は以下のとおり。
別班。ある筈ですし、ない筈がありません。 中露鮮という諜報工作活動丸出しの核保有国に最も近い国日本で、国民の生活全体を根底から覆すテロが起きていない事が奇跡。彼等が奇跡を作っているのです。 スパイ防止法がない環境で彼らの任務はもはや限界。 それは、内閣情報調査室、公安調査庁、警視庁外事課にも言える事です。 国政復帰後は必ず、彼等が国益に叶う活動ができる法整備をします。
twitter.com/takashinagao
「別班」を巡っては、過去に複数の自衛隊出身者が自著でその存在を示唆。共同通信が平成25年に「陸上自衛隊の秘密情報部隊『陸上幕僚監部運用支援・情報部別班』(別班)が身分を偽装した自衛官に情報活動をさせてきたことが分かった」などと報じている。
令和5年7月16日から9月17日にかけてTBS系列で放映された日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』は自衛隊の「別班」を主軸においた作品で、平均視聴率は14.3%だった。
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