半数以上の高齢者「運転免許の自主返納は考えたことが無い」

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令和4年12月23日、車買取・中古車査定サービス「ナビクル」は70歳以上の男女856名と、その家族1628名を対象に実施した「運転免許証の自主返納に関する当事者とその家族の意識調査」の結果を公表した。

ナビクルの調査結果によると、70歳以上の高齢ドライバーのうち「運転免許証の自主返納制動を知っている」割合は96.6%に登った。しかし、53.5%の高齢ドライバーが「運転免許の自主返納は考えたことがない」と回答した。

ナビクル

高齢ドライバーの家族は7割以上が「家族に免許の自主返納を勧めたいと思う」または「勧めたことがある」と回答。その理由の8割以上が「事故を起こして欲しくないから」というものだった。

内閣府によると、高齢化の進展にともなって70歳以上の運転免許保有者は年々増加しており、令和元年の時点で運転免許保有者の14.5%を占めるに至った。

また、平成28年に警察庁が発表した統計によれば、75歳以上の運転者の死亡事故件数は、75歳未満の運転者と比較して2倍以上となっている。

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