令和4年12月30日、心理カウンセラーの業界団体である一般社団法人全国心理業連合会(浮世満理子代表理事)は、12月30日から1月3日にかけて「ウクライナ避難民のための日本の年末年始と心のケア」を実施すると発表した。
全国心理業連合会は令和4年5月から東京と大阪に「ウクライナ心のケア交流センター」を開設し、日本人との交流や、孤独になりがちなウクライナ難民のカウンセリングなどを行ってきた。
ロシアによるウクライナ侵略戦争が2月に開始されて10ヶ月経過し、来日しているウクライナ難民の避難生活も長期化しつつある。特に一人で避難してきたウクライナ人については、孤独や孤立の状態に陥りやすいと見られている。
具体的な対応として、年末に年越し蕎麦、年始におせち料理を振る舞い、ウクライナ語話者と心理カウンセラーを常駐させて交流会を開く。書初め、羽子板、福笑いなど、日本のお正月をウクライナ人に体験してもらう機会も設ける。
その他、交流センターではオンライン通信環境を提供し、希望者が本国の家族や知人と対面できるようにする。
一般社団法人全国心理業連合会
https://www.mhea.or.jp/
コメント