公然と選挙違反を繰り返す日本共産党

政治
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令和3年の衆院選では立憲民主党などが「野党共闘」と称して日本共産党と選挙協力を進めている。政権選択選挙ともいわれる衆院選において、共産党が与党側に立ちかねない状況だけに、政治関係者は危機感を強めている。

日本共産党は現在でも、公安調査庁によって「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」に指定されている。

共産党は(中略)「われわれは武装の準備と行動を開始しなければならない」とする「軍事方針」に基づいて武装闘争の戦術を採用し,各地で殺人事件や騒擾(騒乱)事件などを引き起こしました。/その後,共産党は,武装闘争を唯一とする戦術を自己批判しましたが,革命の形態が平和的になるか非平和的になるかは敵の出方によるとする「いわゆる敵の出方論」を採用し,暴力革命の可能性を否定することなく,現在に至っています。/こうしたことに鑑み,当庁は,共産党を破壊活動防止法に基づく調査対象団体としています。

公安調査庁HP

公安調査庁が調査対象としているのは他に、旧オウム真理教、革マル派・中核派などの新左翼、右翼標榜暴力団、右派系市民グループ、朝鮮総連、琉球独立勢力など、とされる。

日本共産党は現在こそ議会主義政党を標榜しているが、法令遵守の意識はさらさら無い。

例えば、公職選挙において「名前入りのタスキ」を着用できるのは選挙期間中だけだが、日本共産党の候補予定者は告示前に公然と名前入りのタスキを着用して事前運動を行なっている。

現在、福岡1区(福岡市東区・博多区)からは4名の候補者が立候補しており、その一人である木村拓史候補(日本共産党公認)は前回(2019年)の統一地方選挙に立候補し、落選している。その際も、告示前に名前入りのタスキで事前運動を行なっていた。

2019年福岡市議選告示前の木村拓史

上記の写真を撮影したのは筆者の同行者であり、筆者はその場で当人らを詰問し、直ちに警察へ通報している。運動員らは何やら弁解していたが、私が通報すると木村拓史自らタスキを外していた。違法性を認識していた証拠だ。

木村拓史候補は今回の衆院選公示前にも、同じことを繰り返しており、しかもそれを本人のTwitterアカウントで公開している。

上記Twitter投稿の日付は9月28日で、衆院は解散すらしていない。同様の写真と動画は複数回投稿されている。まさに異常である。

日本共産党は選挙期間中も公然と選挙違反を行うが、周囲が指摘しても改めることはない。警察に通報しても、なぜか警察は見逃す。他の陣営が同じことをすれば制服警官が飛んでくるような案件でも、共産党のところに制服警官は来ない。これは筆者の実体験なので間違いない。

わが国は共産党に甘すぎる。政府が毅然と対処しないのであれば、国民の意志として共産党に鉄槌を下さねばならない。それは、共産党と野合を組む立憲民主党に対しても同様である。

本山貴春

(もとやま・たかはる)選報日本編集主幹。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会事務局長。福岡大法学部卒(法学士)。CATV会社員を経て、平成23年に福岡市議選へ無所属で立候補するも落選(1,901票)。その際、日本初のネット選挙運動を展開して書類送検され、不起訴=無罪となった。平成29年、PR会社を起業設立。著作『日本独立論:われらはいかにして戦うべきか?』『恋闕のシンギュラリティ』『水戸黄門時空漫遊記』(いずれもAmazon kindle)。

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