いま全国で公開されている映画『めぐみへの誓い』に関してツイートしたところ、ありがたいことに「署名活動をやりたいが、具体的にどうすれば良いかわからないので教えて欲しい」とコメントをいただいた。
その質問者に対する回答を、一部補足しながらここに転載する。
街頭署名活動の手順
署名を集めるには大きく分けて、
(1)街頭で集める
(2)個人的に集める
方法があります。
いずれの場合も署名用紙は救う会全国協議会のHPからダウンロードできます。全国共通です。
集まったら近隣の救う会か全国協議会に送ってください。
「(2)個人的に集める」のは簡単かと思うので「(1)(街頭で集める」について説明します。
街頭署名は各県の救う会が定期的に行なっていれば、そこに参加してもらうのが一番良いです。
しかし救う会が無い県や、活動が停滞しているところもあります。ゼロからやる場合に必要なことを列挙します。
1.警察署への道路使用許可申請
2.ノボリ旗、旗竿、スタンド
3.署名用紙、バインダー、ボールペン
4.拡声器、マイク
以上がスタンダードです。生声でも良いですが目立たないです。ノボリ旗は救う会のものがありますがオリジナルでも問題ありません。
街頭署名は1人では難しいと思いますので、必ず仲間を募ってください。警備要員として男性もいた方が良いです。
拡声器は署名の呼びかけに使います。必ずしも選挙みたいに演説する必要はありません。同じ言葉を繰り返せば良いです。
街頭署名を行う場所は駅前などが良いと思います。具体的には警察署の交通課に相談すると良いでしょう。私有地なら所有者の許可だけで大丈夫です。
救う会福岡の例
私が事務局長を務めている救う会福岡は、毎月第二土曜日の14時から16時まで、福岡市中央区天神のソラリアステージ前で街頭署名活動を実施している。
拉致被害者救出運動は、このような署名活動だけではない。
残念ながら、北朝鮮による拉致犯罪の全貌について日本国民の多くは正確に理解していない。
正確な拉致被害者の人数は、犯罪の当事者である北朝鮮政府にしかわからないが、警察庁が把握し公表している「拉致の可能性を排除できない事案に係る方々」の人数は現時点(令和3年3月)で875人である。
しかし政府が正式に認定している、いわゆる「政府認定拉致被害者」は帰国した5名を含む17名のみだ。このことが、日本国民が拉致問題を過小評価する原因になっている。
私たちは民間団体として、拉致問題の重大性を訴える講演会や集会を行い、政府や自治体に対して啓発活動への協力を求めている。
最も重要なことは、拉致被害者に同情的な国民世論を情勢し、その世論を背景として日本政府に実効性のある政策実施を求めることである。
そのために、各救出運動団体は政府に対し随時具体的な政策提言や要求を行っている。
映画『めぐみへの誓い』をきっかけにして、より多くの人が救出運動に参加してくれることを願っている。
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