西之表市長選 基地賛成派敗北で「安全保障上の問題」

安全保障
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令和3年1月31日、西之表市市長選挙(鹿児島県)の投開票が行われ、現職の八板俊輔氏(67歳)が当選した。

八板氏は同市馬毛(まげ)島の自衛隊基地建設に反対している。対立候補の新人・福井清信氏(71歳)は自衛隊基地建設への賛成を掲げていた。投票率は80.17%だった。

馬毛島は令和元年に防衛省が買い取っており、在日米軍・岩国基地所属艦載機の訓練候補地となっている。艦載機の「タッチ・アンド・ゴー」と呼ばれる離発着訓練は大きな騒音を出すため、馬毛島のような無人島で行うことが望ましいとされる。

国際戦略家の石井英俊氏は、2月1日のYoutube生放送番組で「馬毛島近辺の海域は中国海軍の潜水艦が出現することも多く、米軍の訓練ができれば抑止力にもなる」と指摘し、「憲法改正以上に、こういう選挙で賛成派が勝つことが日本の安全保障にとって重要」と述べた。

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