福岡市で憲法フォーラム「憲法改正が子や孫への最高の贈り物です」

福岡市では憲法記念日にあわせ、美しい日本の憲法をつくる福岡県民の会主催の憲法フォーラムが開催され、一般市民約500名が参加した。

櫻井よしこ氏

フォーラムの冒頭、美しい日本の憲法をつくる国民の会共同代表の櫻井よしこ氏によるビデオメッセージが上映された。メッセージの中で櫻井氏は、

「改憲の好機が初めて訪れた。国際情勢の危機が増している。日本は日本国が守らなければならない。憲法9条2項を削除せず、自衛隊を明記するだけでは何も変わらないというのは正論だが、それでは国際情勢の変化に対応するには間に合わない。自国を守る気概を見せるためには1ミリでも動かす必要がある。正論だけでは護憲派と同じで、日本侵略を狙う中国を喜ばせるだけ。本格的な改憲は次世代に任せ、まずは変化のスタートを切るべき」

と述べた。

安倍首相

続いて、安倍晋三首相が自民党総裁の肩書きでビデオメッセージを寄せた。その中で安倍首相は、

「憲法は国の理想の姿を示すもの。時代の節目で、国づくりの議論を深めることが必要。昨年の提言(自衛隊明記論)をきっかけに、この一年で改憲議論が活性化し、具体化した。いまこそ自衛隊違憲論争に終止符を打とう」

と檄を飛ばした。

上記のビデオメッセージは、全国各地で同日上映されている。

福岡市の会場に来賓として登壇した鬼木誠衆院議員は、

「ようやく自民党案ができたが、次に公明党を含めた与党案を作成し、国会の憲法審査会で野党を交えて議論しなければならない。いま野党は審議拒否を続けているが、この状態で進めては強行採決になってしまう。6月の会期末まで一歩でも前に進めたい。いまの憲法で国民を守ることはできない。自衛隊は命がけで国民を守っている。だからこそ違憲の状態にしていてはいけない」

と述べた。

美しい日本の憲法をつくる福岡県民の会副代表を務める加地邦雄福岡県議会議員は、

「皆さんのおかげでここまで来た。最後に決めるのは国民投票。150年前の維新において、当時の日本人は幕藩体制では白人列強の侵略を乗り切れないと判断した。いまもその時と同じ。安倍首相は昨年の衆院選を〈国難突破解散〉と称して、国民から3分の2の議席を与えられた。憲法改正し、二度と戦争のない平和で美しい日本を残したい」

と決意を述べた。

また、同会女性部事務局長の室園博子氏も登壇し、

「私たち女性の会も憲法カフェや街頭活動で地道に憲法改正を訴えている。いざ有事となれば、私たち女性は自分の手で子や孫を守ることができない。だからこそ、自衛隊の皆さんがしっかりと日本を守れるようにしないといけない。憲法改正こそが、子や孫に対する最大の贈り物です」

と述べると、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

続いて、女優で予備自衛官の葛城奈海氏が講演し、

「自然環境保護活動や合気道に取り組む中で、国を守ることの大切さや自衛隊の存在意義を知った。自衛隊には日本人が忘れた滅私奉公の精神が生きている。安保法制ができても、いまの状態では尖閣諸島を守れないし、拉致被害者も救出できない。中国の脅威は、放っておけばどんどん大きくなり取り返しがつかなくなる。日本人自ら守らなければ、外国は守ってくれない。自衛隊のリスクを心配するのではなく、国民のリスクを心配すべき。美しい日本を守れる憲法改正を」

などと訴えた。

憲法フォーラムに参加した40代主婦は、

「葛城さんの講演にとても感動した。日夜頑張ってくれている自衛隊に感謝したい。憲法改正に向けて、自分なりに周囲に働きかけていきたい」

と感想を述べた。

本山貴春(もとやま・たかはる)/昭和57年生まれ。独立社PR,LLC代表。戦略PRプランナー。『選報日本』編集主幹。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会副代表。福岡市議選で日本初のネット選挙を敢行して話題になる。大手CATV、NPO、ITベンチャーなどを経て起業。

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