焼失した小倉昭和館の再建が決定 今年12月営業再開を目指す

福岡
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福岡県北九州市の老舗映画館「小倉昭和館」(樋口智巳館主)の現地再建が決定した。1月18日、樋口館主が記者会見で明らかにした。令和5年4月に着工し、同年12月の開業を目指す。

小倉昭和館は令和4年8月10日に起きた旦過市場の火災によって全焼した。昭和14年に創業し、北九州市内で唯一残る個人経営の映画館だった。

昭和館の焼失後、有志らによって再建を求める署名活動が行われ、令和4年11月29日には17,152筆の署名が北橋北九州市長へ提出された。また、昭和館は大学やホテルを利用した上映イベントを継続しつつ、地権者と再建へ向けた交渉を行なってきた。

再建にあたって地権者の「昭和土地建物」が建物を新築し、上映設備の設置は昭和館が行う。昭和館はTwitterで「奇跡の復活の夢の実現に皆さまのご支援を心よりお願い致します」と呼びかけている。

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