拉致救出運動団体が立民・生方幸夫氏の政界引退を要請

拉致問題
この記事は約2分で読めます。

令和3年10月15日、北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会(藤井守人代表)が、「拉致被害者は死んでいる」という趣旨の発言を行った生方幸夫前衆院議員(14日の解散により失職)について政界引退を求める声明を発表した。

生方氏は一連の発言によって立憲民主党から厳重注意処分を受けており、来週19日に公示される衆院選に関しては公認辞退を申し出ているものの、立候補の姿勢を崩していない。

救う会福岡は、立憲民主党の全所属議員に対し「救出運動に協力する」旨の誓約も求めている。

立憲民主党・生方幸夫氏の政界引退を求める声明(全文)

生方幸夫前衆議院議員は、本年9月23日、自身の会合において北朝鮮による日本人拉致事件に触れ、「日本から連れ去られた被害者というのはもう生きている人はいない」「横田さんが生きているというとは誰も思っていないのです、自民党の議員も」「生きているなら返すではないですか」等、事実と異なる、言語道断の発言を公的に行いました。

日本政府は、『北朝鮮側から納得のいく説明や証拠の提示がない以上、安否不明の拉致被害者は全て生存しているとの前提に立ち、引き続き、拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす』との見解に立っています。この立場は、生方議員が副大臣等で参画した民主党政権時代にも維持されている見解です。

生方議員の発言は、一日も早い救出を念願している拉致被害者及びその家族の心情を著しく傷つけるものです。そればかりか、今回の発言は「拉致問題は解決済み」とする北朝鮮政府の見解を代弁するものであり、拉致被害者帰国交渉の後退につながりかねません。

これは形式的に発言撤回すれば済む問題ではありません。立憲民主党及び生方幸夫前衆議院議員に以下の事項を実行するよう強く求めます。

一、生方幸夫氏は直ちに政界引退を表明すること
二、立憲民主党は、今後一切、公職選挙において生方幸夫氏を公認・推薦・支持しないこと
三、立憲民主党は、全ての党所属議員に対し、北朝鮮による日本人拉致被害者救出のための積極的な活動を行う旨、文書で約束させること

令和3年10月15日
北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会

▽救う会福岡公式サイト
sukuukai-fukuoka.jp

コメント

タイトルとURLをコピーしました