「デジタル・ブロマイド」でアニメ製作者支援 ITベンチャー

アニメ
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令和2年に創業された株式会社YUIMEX(ユイメックス:岡本拓真代表取締役社長)は、同年11月、ブロックチェーン技術によるアニメコンテンツ販売サービス「AniPic!(アニピク!)」を運用開始した。

「AniPic!」は著作権者の許諾に基づき、アニメのワンシーンや原画の高解像度デジタルデータを販売している。現在販売しているのはフジテレビ系列で放送されたアニメ『GREAT PRETENDER(グレートプリテンダー)』の「デジタル・ブロマイド」で、1月22日に第2弾が発売開始された。

「デジタル・ブロマイド」について同社は、「著作権や各種法律をクリアしたクリーンなデジタル商品を通してスマートフォンやPC上で正規のグッズとして購入できるようになったデジタルグッズとしては世界で初めて」のものとしている。

インターネットやデジタルデバイスの普及によって、アニメや漫画など創作物の著作権を侵害する事例が後を絶たない。令和3年1月1日には改正著作権法が施行され、海賊版デジタルコンテンツのダウンロードが違法化されている。

そのような中、「全ユーザーの所有権は最新のブロックチェーン技術を使うことで、唯一無二のデジタルブロマイドであることが証明できる」(同社プレスリリース)グッズ販売は、ファンがクリエイターを支援できるだけでなく、市場を健全化させる新たな試みといえそうだ。

▽株式会社YUIMEX公式サイト
yuimex.co.jp

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