情報を得るためには発信せよ

広報戦略
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今日は私じしん経験から実感していることについて書いてみようと思います。
よく「お金はお金のあるところに集まる」という言葉を聞きます。
その言葉の前に「お金は寂しがり屋だから」と注釈がつくこともありますよね。実に面白い表現です。

私はまだお金持ちになったことがないので、お金を引き寄せた経験がないのですが、それに近い経験があります。
それは、「情報は情報のあるところに集まる」ということです。
とくにインターネットが普及してから、その傾向は強まったのではないでしょうか。
もしあなたが何かについて深く知りたいと思ったら、その事柄について調べ、知りうる限りのことをまとめてウェブに公開して見て下さい。
そうすると、その事柄に関するより深い情報が自然と集まるようになります。

例えば、自分が住んでる地域で美味しい料理屋さんがどこか知りたければ、自分が知っている美味しいお店の情報を発信するのです。
そうすると、その情報を見たひとが「こんなお店もあるよ!」と教えてくれるようになります。
情報の発信は、ブログでもSNSでも構いません。あるいはWikipediaや2ちゃんねるでも良いでしょう。
集めた情報が多ければ多いほど、新しい情報が集まるようになります。

やがてその情報の集積場所は、その場所じたいが媒体価値を得ることになります。
その媒体に情報を載せるためならお金を払っても良い、という人が現れるのです。
このようなビジネスモデルはすでに多様に展開されていますよね。
地域情報を集めたフリーペーパーなどが典型例かも知れません。媒体としての価値が高いほど、広告掲載料も高くなります。

ウェブで言えば、芸能人のブログなども同じような原理が働いています。
情報というものにはそれ自体に価値があります。2次情報や3次情報であっても、整理し加工し分析するだけでも新たな価値を付与できます。
そして情報の集積場、つまり媒体を保有することは、情報を集めるだけでなく、情報をコントロールする権限をも持つことになるのです。
インターネット企業の中には意図的に情報の集積場を作り、プラットフォーム化した後にマネタイズしようというモデルが多く見られます。

繰り返しになりますが、情報を集めるにはまず自分が情報を発信することが重要です。
最初は面倒かも知れませんが、面倒だからこそ、やる価値はあると思います。(他の人がやらないからです)
というわけで、情報収集のコツとして知っていただければ幸いです。

独立社PR,LLC 代表 本山貴春

本山貴春

(もとやま・たかはる)選報日本編集主幹。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会事務局長。福岡大法学部卒(法学士)。CATV会社員を経て、平成23年に福岡市議選へ無所属で立候補するも落選(1,901票)。その際、日本初のネット選挙運動を展開して書類送検され、不起訴=無罪となった。平成29年、PR会社を起業設立。著作『日本独立論:われらはいかにして戦うべきか?』『恋闕のシンギュラリティ』『水戸黄門時空漫遊記』(いずれもAmazon kindle)。

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