《れい新》《N国党》躍進の影に氷河期世代 金子宗徳氏が分析

政治
この記事は約2分で読めます。

令和元年9月1日、里見日本文化学研究所所長で亜細亜大学非常勤講師の金子宗徳氏が、自身が編集長を勤める月刊「国体文化」において本年参院選で躍進した「れいわ新選組」と「NHKから国民を守る党」に関する分析記事を発表した。

金子氏は記事の中で、特にN国党に関し、「実際に投票する者は限られるだろう」と予測していたが、「私の予想は裏切られることとなった」と率直に述べている。

金子宗徳氏(亜細亜大学非常勤講師)

その上で、両党が「ロスト・ジェネレーション」とも呼ばれる就職氷河期世代に代表される「負け組」をターゲットに選挙戦略を展開していた、と指摘。その背景として、党の代表である山本太郎氏と立花孝志参院議員がいずれも人生の「勝ち組」ではなかったとする。

また、「ポピュリズム」や「ワンイシュー」といった手法によって両党への批判が激しさを増す現状についても、「確信犯たる両党は何の痛痒も感じまい」としている。

昭和50年生まれの金子氏も「ロスト・ジェネレーション」であり、保守系若手言論人の一人として近年注目を集めている。

「参議院選挙が炙り出したものーー《れい新》と《N国党》の衝撃」と題した論考はウェブ版『国体文化』で全文無料公開されている。

▽「参議院選挙が炙り出したもの
 ーー《れい新》と《N国党》の衝撃」(金子宗徳)
https://www.kokutaibunka.com/archives/3968

[clink url=”https://www.sejp.net/archives/2711″]

タイトルとURLをコピーしました