未来小説『恋闕のシンギュラリティ』月刊国体文化で連載開始

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選報日本編集主幹の本山貴春は、月刊『国体文化』で「恋闕のシンギュラリティ」と題して小説仕立ての論考を連載開始した。

以下、著者による解題。

シンギュラリティの直訳は技術的特異点です。ここでは特に、人工知能(AI)が高度に発達し、人知を超えるタイミングのことを意味します。近未来においてシンギュラリティが起こるか否かは専門家の間でも意見が割れていますが、いずれにせよAIが人類文明に大きな変化をもたらすことは確実です。とくに今後30年間は、人類史上かつてない激動期となるでしょう。
そのような中、わが国の政体もまた大変革を余儀なくされるでしょう。もし自ら変化できなければ、環境変化に適応できずに滅びの道を歩むことにもなりかねません。さらに言えば、人類が未曾有の段階に進んだ時、わが国体はどうなるのでしょうか。本連載の目的は、シンギュラリティ前後の日本を予測するのみならず、われわれが能動的に選び取るべき将来展望を小説仕立てで模索することにあります。
ぜひ気軽にお楽しみいただければ幸いです。

ちなみに「恋闕(れんけつ)」は、天皇に恋するという意味。翻って、激しく情熱的な忠義を表す。

月刊『国体文化』は日本国体学会の機関誌で、発行部数は1000部を越える。平成31年1月号で通巻1136号を数える老舗論壇誌でもある。

なお、公式サイトでは『恋闕のシンギュラリティ』の連載第1回が無料公開されている。

>>未来小説「恋闕のシンギュラリティ」プロローグ

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