陳浩天氏、再び不当拘束 香港国際空港から日本への出国を阻まれる

国際
「J20」記者会見での陳浩天氏
この記事は約2分で読めます。

西暦2019年8月30日、日本へ渡航するために香港国際空港を訪れていた香港独立派の陳浩天(アンディ・チャン)氏が当局によって足止めを食い、香港警察に拘束されたことがわかった。

陳浩天氏は8月1日にも香港警察に逮捕されたが、数日後に証拠不充分で釈放されていた。今回、香港警察は拘束の理由を明らかにしていない。

陳浩天氏と同氏が設立した独立派政治団体「香港民族党」は昨年当局より活動停止命令を受けており、今年頻発しているデモ活動などには一切参加していない。

前回の拘束に際して警察側は「大量の弓矢、鉄球、手製爆弾などの不法所持」を理由に挙げていたが、実際にはそのような武器は見つかっておらず、無罪放免となっていた。

今回の日本への出国目的について陳浩天氏は公表していないが、香港当局が同氏による国際社会へのアピールを警戒した可能性がある。

【追記】石井英俊氏「逮捕ぎりぎりまでやりとり」

国際戦略家で自由インド太平洋連盟副会長の石井英俊氏は、自身のツイッターで「(陳浩天氏が)逮捕されるぎりぎりまで、私はやり取りをしていた」と明らかにした。石井氏はこれまでも、日本における陳浩天氏と行動を共にしている。

[clink url=”https://www.sejp.net/archives/3679″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/3541″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/3523″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/2379″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/2364″]
[clink url=”https://www.sejp.net/archives/767″]

タイトルとURLをコピーしました