文化 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』 1969年5月13日の謎(2) 私は、この文中で討論会と書くときは”討論会”と引用符を付けて書いてきました。その理由は、これは討論会ではないからです。 討論会とは、互いが対等の知性を持っているときに成立するものであり、既に、世界的なレベルでその知的才能が評価... 2020.03.31 文化映画石原志乃武
文化 映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』 1969年5月13日の謎(1) 映画とテレビやパソコン画面の大きな違いは、見る者に与える情報量の多さの違いです。 この映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』の内容の大半は、三島由紀夫に多少なりとも関心を持っている人間ならば、既知のものでしょう。 しか... 2020.03.23 文化映画石原志乃武
文化 映画『西原村』福岡で上映 熊本地震で人生が一変した人々の記録 平成28年4月に熊本県と大分県で発生した「熊本地震」は、熊本県の西原村と益城町で震度7を観測し、死者267名、負傷者2,804名という甚大な被害をもたらした。複数箇所で震度7を記録したのは観測史上初めてのことだった。 一夜にして120... 2019.10.07 文化映画社会
小説 作家・安部譲二氏死去 三島由紀夫作品のモデルにもなった波乱の人生 令和元年9月2日、作家の安部譲二(本名・安部直也)氏が急性肺炎のため死去した。82歳だった。安部譲二氏のデビュー作は自伝的小説『塀の中の懲りない面々』(昭和61年)で、その後も刑務所や任侠をテーマにした作品を多く出してる。 安部譲二氏... 2019.09.08 小説文化映画
アニメ 映画『海獣の子供』と安部公房『第四間氷期』に見る水棲人類とは 映画館で『海獣の子供』を観た。予備知識としては、原作が細密美麗な絵柄で何か賞を取った漫画、ということしかなかったが、米津玄師(主題歌「海の幽霊」)のミュージックビデオと迫力ある深海風景のアニメーションの予告編に惹かれた。 感想は「大画... 2019.06.20 アニメ人生観小説文化映画生活
アニメ 歴史的傑作アニメ映画『海獣の子供』が描く「生命誕生の秘密」とは? 令和元年6月7日、アニメーション映画『海獣の子供』(渡辺歩監督)が公開された。 『海獣の子供』のアニメ制作を手がけた「STUDIO4℃」は、『となりのトトロ』『魔女の宅急便』の制作に携わった田中栄子氏が代表を務め、『AKIRA』の作画... 2019.06.12 アニメ文化映画本山貴春
アニメ 映画『いぬやしき』の虐殺映像は怖くて逃げ出したくなるレベル 平成30年4月、映画『いぬやしき』(東宝)が公開された。この作品はシリーズ累計発行310万部を超える漫画が原作で、すでにアニメ化もされている。 人気漫画の実写映画化というのは、ある意味リスクがある。原作の人気が高い分、映画の出来が悪け... 2018.04.25 アニメ文化映画本山貴春芸術
人生観 日本人が撮った、ダライ・ラマの映画にあなたも涙せずにはいられない その映画は平成26年に完成した、2時間弱のドキュメンタリー映像作品だ。監督は光石富士朗氏。ダライ・ラマ法王を追う日本人青年の視点で、ダライ・ラマ14世の人柄や、チベット民族の生き様を見事に描いている。 多くの日本人はダライ・ラ... 2018.01.12 人生観国際教育映画本山貴春生活社会
安全保障 米朝開戦前に観ておくべき日本の傑作映画『シン・ゴジラ』と『宣戦布告』 大野城市(福岡県)の現職市議会議員からの緊急寄稿!議員だからこそ肌身で感じる日本に迫る危機、現在進行形の「事実は小説より奇なり」とは。 時代を反映し、左から右に急カーブした『ゴジラ』 なんという皮肉だろうか。1954年、その1作... 2017.12.07 安全保障政治映画社会
国際 『シン・ゴジラ』で戦後初の自衛戦争!戦死者は靖国神社に祀られるのか? ついにテレビ地上波でも放映された『シン・ゴジラ』。ここで改めて、この映画が投げかけた戦後日本の課題について一考したい。 劇中で、ゴジラに対する多国籍軍(実質的にはアメリカ軍)による核攻撃を巡って、政府高官が交わす象徴的な議論がある。 ... 2017.11.14 国際安全保障政治映画本山貴春社会
人生観 感動記録映画『まなぶ』ーひたむきに生きた先人に学ぶべきこと 70歳を超えて、通信制中学に学ぶ人々がいる。記録映画『まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて』は、そんな高齢者たちを足掛け5年もかけて追ったドミュメンタリー映像作品である。 昭和20年、わが国は大東亜戦争に敗れ、多くの国民は夫や父を... 2017.10.27 人生観仕事労働問題教育映画本山貴春生活社会
アニメ 大ヒット映画『銀魂』を観て明治維新なき日本を真面目に想像してみた 1868年にわが国では慶応から明治に改元された。2018年はその明治維新から150年ということで、いま維新への注目が高まっている。そんな中、「維新が起こらなかった日本」を舞台にする映画『銀魂』が若い女性を中心に大ヒットしている。 『銀... 2017.08.04 アニメ文化映画本山貴春歴史