【戦後75年】熊本で有志が短編映画制作「英霊のことを知って欲しい」

文化
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熊本市在住の経営者などが中心となって、戦後75年を記念する短編映画が制作されている。発起人は元自衛官で会社社長の鈴木田遵澄氏。すでに熊本県護国神社や熊本市内などでの撮影が完了し、8月にインターネット上で公開される予定。

短編映画制作プロジェクトのきっかけとなったのは、イギリス陸軍がYoutubeに公開した動画だった。この動画では現代の街中に戦死者の霊が現れ、街ゆく人の誰からも気づいてもらえない。しかし幼い少女だけが戦死者の存在に気づき、微笑みかけるというもの。

「戦死者のことを忘れないで」という趣旨で制作され、昨年11月に公開されたイギリス軍の動画は反響を呼び、現時点で5万回近く再生されている。熊本のプロジェクトメンバーは「こちらは100万回再生を目指す」と意気込んでいる。

わが国では平成25年に安倍首相が靖国神社に参拝して以来、首相による靖国参拝が途絶している。

英霊を顕彰する行為がたびたび政治問題化する中、「誰にでもわかるように難しい言葉を使わずに、靖国神社や護国神社に祀られている英霊のことを知ってもらう」(制作者)ことが動画プロジェクトの目的だ。

動画の撮影と編集は東京のクリエイターに依頼しており、費用は100万円ほどを見込んでいる。同プロジェクトでは、制作費用の寄付を募集している。問い合わせ・振込先は以下の通り。

・協賛金額:1口5,000円
・募集期限:令和2年5月末日
・振込先:熊本銀行 益城支店(店番114)
 普通口座3075681 スズキダジュンチョウ
・お問い合わせ:発起人代表 鈴木田遵澄 電話090-8399-1984

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