平成30年9月16日、福岡市中央区天神の福岡ビルにてNPO法人「社会人からの弁論部」が主催する講演会が開催され、市民ら約50名が集まった。
講演会では合同会社独立社パブリック・リレーションズの本山貴春代表(本誌編集主幹)より『フリーランサー互助組織の提案』と題してプレゼンテーションが行われ、個人事業主・起業家・フリーランサーなどを巡る情勢と課題、その課題を解決する手段としての互助組織「サムライ☆ユニオン」構想が発表された。
続いて亜細亜大学非常勤講師の金子宗徳氏が『福沢諭吉に学ぶ 個人が自立して現代社会で戦う道とは』と題して講演。なぜ福沢諭吉が明治時代において個人の自立を訴えたのか、その思想と行動を紹介しながら、現代日本人に通じる教訓として解説した。講演録は後日、金子氏が編集長を務める『国体文化』(WEB版)に掲載される予定。
講演会終了後、参加者からは「福沢諭吉の意外な側面を知れて刺激になった。自分たちも自立していきたい」「フリーランサーの互助組織は必要だと思う。ぜひ参加したい」などの感想が出た。
主催者は「初めてのイベントで不安だったが、予想以上に反響があった。同様の講演会を全国の都市部で開催し、ネットワークを広げて行きたい」と述べた。
▽『国体文化』(WEB版)
https://www.kokutaibunka.com/
▽サムライ☆ユニオン公式サイト
samuraiunion.jp