安部有樹

仕事

日本企業が外国人留学生を「労働力」としてアテにすべきではない理由

日本へ学びにくる留学生は「労働力」なのか。もちろん、答えは否、である。しかし、現在日本では留学生を労働力と位置付けている風潮があるように思えてならない。 平成29年6月、九経連(九州経済連合会)が特区提案を含め、外国人人材活躍推進のた...
安部有樹

「教育無償化」だけで良いのか?学習塾に依存する日本の教育現場

現在、日本の多くの児童・生徒にとって、学習塾に行くことは、ほぼ「標準装備」に近い状態である。学習塾も従来の5科目に加え、英会話や新しく小学生の学習指導要領に組み込まれるプログラミングなど内容を充実させてきている。 下記の数値は小6、中...
仕事

果たして外国人にとって日本は「永住したい理想の国」になり得るのか?

「定住外国人」という言葉がある。今のところ明確な定義は確立されていないが、例えば外国人技能実習生のように、所定の期間が経過した後に帰国する「還流型」ではなく、生活者として日本に滞在する「定住型」の外国人を指す言葉として用いられる(今後、この...
仕事

数字で見る日中間の「好感度」 定住外国人の受け入れを阻む要因か

世の中には、さまざまなデータ、統計が溢れている。中には、特定のバイアス(偏見)が掛かっていたり、正確性を欠いていたりするもの、また、部分的な結果が、あたかも全体の結果と見做されてしまったりすることもある。ただ、そのようなデータ、統計であって...
仕事

経済大国・中国からの技能実習生受け入れはもう見直すべき時期に来ている

実のところ技能実習制度は、1970年代、日本から中国に対する鉄鋼の技術供与にまで遡ることができる。 当時の中国は、1950年代後半から60年代前半の「大躍進運動」の失敗、その後1960年代半ばに始まった文化大革命の動乱を経て、未だ「改...
仕事

「共生」のために、日本に暮らす外国人子女の教育はどうあるべきか

「インクルーシブ」という言葉がある。元々英語で「~を含めた、包括的な」という意味の形容詞であるが、日本でも特に教育の世界で「インクルーシブ教育(inclusive education)」として定着しきたと言えよう。 この考え方は、UN...
仕事

仕事の生産性を高める「教育制度改革」と「外国人労働者」を考える

私は技能実習制度に携わり外国人労働者受け入れを考える中で、日本の労働現場の生産性向上が重要であることに気が付いた。 生産性の向上には「我々の働き方を改革する」「外国人労働者を受け入れる」、この2つが重要であると考えるが、前者は長期的、...
仕事

依然として深刻な「子どもの貧困」は、親の働き方に原因がある

日本で、「子どもの貧困」が深刻な話題として取り上げられるようになって久しい。 厚労省がまとめた2016年の国民生活基礎調査によると、数字のうえでは12年ぶりに改善が見られた。しかし、それでも子どもの7人に1人が貧困状態にあり、相対的貧...
安部有樹

希望の党も公約に掲げる「道州制」の導入で地方はどう変わる?

道州制が政府の政策方針である「骨太の方針」に盛り込まれたのは、2004年小泉政権の時であった。あれから既に10年以上が経過した。この間、巷間議論がなされてきており今回の衆院選に於いても、日本維新の会、希望の党が公約として掲げている。 ...
国際

ほとんどの国で「外国人参政権」が認められていない理由とは

「ダイバーシティ(多様性)」が社会のさまざまな場面で取り上げられるようになって久しい。例えば、企業現場においては女性管理職の積極的な登用であったり、中高年の方との当活用であったりする。 例えば経済同友会は2012年から毎年、ダイバーシ...
安部有樹

衆院選でも話題の「教育無償化」について各党の公約を比較してみた

今回衆院選の各党公約において「教育無償化」は、憲法改正の議論とも相俟って主要な論点の一つとなっている。   一口に教育の無償化と言っても、どの学齢について、どの範囲まで、といった条件設定が重要である。無償化に関する各党の論点を整理すると...
仕事

希望の党が公約に掲げた「ベーシックインカム」って何?

10月10日、衆議院選挙が公示された。中でも、今回の選挙戦で新たに名乗りを上げた小池百合子代表率いる「希望の党」が耳目を集めている。 「ユリノミクス」と銘打った経済政策、憲法9条や教育無償化を含めた改憲議論などを公約として掲げているが...
仕事

少子高齢化という「国難」 人口減少社会を乗り切る方法はあるのか

現在、日本を取り巻く種々の問題は、その多くが人口減少に起因すると言っても過言ではない。例えば社会保障費確保、労働力不足など、枚挙に暇がない。 今回(2017年9月28日)の衆議院解散の大義は「国難突破」である。安倍総理は9月25日に行...
仕事

相次ぐ「失踪」!? 外国人技能実習制度に見えてきたデメリットとは

「企業内部活性化」や「雇用の安定」という言葉は、外国人労働者(ここでは主に技能実習生を想定)を雇用する際の「メリット」であった。 先ず「企業内部活性化」について、実際に企業の工場などを見て感じることであるが、現場における作業は比較的反...
仕事

政府が進める「高度外国人材」受入制度の実態 日本経済への影響は?

目下、政府は外国人労働者の中でも、いわゆる「高度外国人材」の受け入れを促進している。 法務省入国管理局の定義に従うと、高度外国人材の活動内容は「高度学術研究活動」「高度専門・技術活動」「高度経営・管理活動」の3つに大別される。 ...
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