小説 声に出せばわかる三島由紀夫「檄」 具体的にどう詠むか(1) 今年の福岡憂国忌にて実際に檄文を奉読するにあたり、私はどう詠むべきであろうか。 実践躬行、行動こそが男の言葉である。そして、自らの言葉を自らが裏切れば、それは生きながらの死であろう。私が檄文について語った言葉が、檄文奉読に直結しなけれ... 2018.11.07 小説政治文化石原志乃武社会
小説 三島由紀夫の檄文を「詠む」 そこに隠された三島の思いとは(3) 檄文の内容は、大きく三つに分けられる。それは、 (1)行動原理の表明(現行第一~三段落) (2)現状認識の表明(現行第四~六段落) (3)決意行動の表明(現行第七~十段落) である。 つまり、我々はこういうものである。我々は現... 2018.11.01 小説政治文化石原志乃武社会
小説 「三島由紀夫と西郷隆盛」歴史作家・浦辺登氏が11月23日に講演 例年、11月になると全国各地で「憂国忌」が開催される。昭和45年11月25日、陸上自衛隊市ケ谷駐屯地(現在の防衛省)においてクーデターを呼びかけ自決した三島由紀夫と森田必勝を追悼する式典だ。 福岡市東区の筥崎宮では、11月23日の新嘗... 2018.10.27 小説政治文化歴史社会
人生観 三島由紀夫の檄文を「詠む」 そこに隠された三島の思いとは(2) 現在、三島由紀夫全集に掲載されている檄文は、全十段落で構成されているが、その中の第九段落「沖縄返還とは何か。~」の部分が、それ以外のものと比べ、非常に短いことに、私は以前から違和感を覚えていた。 この段落は、内容的には前段と地続きのよ... 2018.10.25 人生観小説政治文化歴史生活石原志乃武社会
小説 三島由紀夫の檄文を「詠む」 そこに隠された三島の思いとは(1) たぶん、いつの日か、国が平和とか、国民総生産とか、そんなものすべてに飽きあきしたとき、彼は新しい国家意識の守護神と目されるだろう。いまになってわれわれは、彼が何をしようと志していたかを、きわめて早くからわれわれに告げていて、それを成し遂げた... 2018.10.25 小説政治文化石原志乃武社会
ドラマ 放送中の『民衆の敵』も話題! 政治がわかるテレビドラマ傑作5選 衆議院選挙が終了した10月22日の翌日からフジテレビの「月9」(月曜9時のドラマ枠)で、新ドラマがスタートした。篠原涼子主演の『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』である。 実はこのドラマは10月16日からの放送が決まっていた... 2017.11.09 ドラマ小説広報戦略技術政治文化本山貴春社会
人生観 トランプ大統領が「武士の国」と呼んだ日本に、武士はいるのか? 平成29年11月5日、アメリカ合衆国の第45代大統領であるドナルド・トランプ氏が就任後初来日した。 エア・フォース・ワンで来日したトランプ大統領は横田基地で米軍及びわが自衛隊将兵を前に演説。さらに天皇皇后両陛下に謁見、安倍首相や拉致被... 2017.11.08 人生観国際安全保障小説拉致問題政治教育文化本山貴春歴史生活社会
安全保障 若い世代のための三島由紀夫入門 (執筆者:本山貴春) 今年は三島由紀夫が亡くなって45年です。三島は45歳で自決したので、生誕90年になります。 三島由紀夫といえば戦後を代表する文学者です。ノーベル文学賞の候補になったことでも有名で、『金閣寺』などは国語の教科... 2015.11.22 安全保障小説政治本山貴春歴史社会