神谷宗幣氏ら新党「参政党」結党、ネット動画で発表

令和2年4月11日、元吹田市議の神谷宗幣氏らが中心となって新党「参政党」を結党した。Youtubeチャンネル『政党DIY』で発表した。結党時点で所属議員はおらず、公職選挙への出馬も未定。

「参政党」の結党メンバーは以下の5名。

・神谷宗幣氏(42)元吹田市議、龍馬プロジェクト会長、会社代表
・KAZUYA氏(32)政治系YouTuber(チャンネル登録70万2千人)
・渡瀬裕哉氏(38)政治アナリスト、実業家、Tokyo Tea Party事務局長
・篠原常一郎(60)元日本共産党職員、ジャーナリスト、軍事・政治評論家
・松田学(62)元財務官僚、元衆議院議員(次世代の党)、松田政策研究所代表

神谷氏らは平成31年4月にYoutubeチャンネル『政党DIY』の配信を開始。DIY「Do It Yourselfの略で、「自身でやる」という意味。「参政党」の英語名も「Party of Do It Yourself」になっている。

『政党DIY』は約1年間で50本以上の動画を公開し、現時点で約4万5千人がチャンネル登録している。

同チャンネルでは主要メンバーらが社会問題や政治の仕組みについて語る他、渡辺喜美参院議員(元みんなの党代表)や立花孝志前参院議員(NHKから国民を守る党党首)らも出演したことで話題となった。

参政党の掲げる理念は「日本の国益と世界の大調和を守るための党をつくる」で、「先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる」「日本国の自立と繁栄を追求し、人類の発展に寄与する」「日本の精神と伝統を活かし、調和社会のモデルをつくる」が綱領とされている。

議員の集まりよりも党員組織構築を先行

月額千円の党費を支払えば、党主催のイベントに参加できる他、専門家による様々なコンテンツ配信を受けることができる。サポーターは無料。

当面は党員組織の拡大に専念するため、公職選挙への候補者擁立は決まっていない。

なお、所属国会議員がいないため法律(公職選挙法・政治資金規正法など)上の政党要件は満たさず、政治団体扱いとなる。

特筆すべきは、参政党は民間人よりも現職議員(国会議員・地方議員)や候補者の入党基準を厳しくしている点だ。

現職議員が入党するには「理念・綱領に賛同する誓約書へのサイン」が求められる他、一定数(国会議員であれば300人以上)の党員からの推薦が必要となる。さらに、「議員歳費の1/10を党費として納入」しなければならない。

同党の候補者となるための条件も同じで、書類選考の他、希望選挙区が重なった場合の予備選挙も想定されている。

4月11日に予定されていた結党大会には400名以上が参加を申し込んでいたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により延期となった。今年6月を目処に再調整するという。

神谷氏らは、「インターネットを活用し、100万人規模の組織を目指す」としている。

▽「参政党」公式サイト
www.sanseito.jp

▽「政党DIY」チャンネル
www.youtube.com

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