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あなたは何個知ってる?意外に知らない選挙の専門用語8選

衆院選も中盤に差し掛かり、街中や報道は選挙一色だ。今回は、選挙中に使われる専門用語をいくつかピックアップして解説してみた。

【3バン】(さんばん)

地盤、看板、鞄のこと。地盤とは、選挙区内の支援組織、後援会組織などのこと。看板とは候補者の知名度。鞄とは、選挙や政治運動の資金のことを指す。選挙に勝つのに必要な3つの「バン」として挙げられることが多い。

【選車】(せんしゃ)

選挙カーのことを、選挙事務所内では端的に「選車」と呼ぶことが多い。通常、立候補者の名前の看板とスピーカーが搭載されている。これに対し、「比例車」「政党車」などという、主に政党名を大きく記載した選挙カーもあるので、区別する。「戦車」ではない。

【候補】(こうほ)

立候補者のことを選挙事務所では端的に「候補」と呼ぶことが多い。「うちの候補は云々」というふうに使う。候補者に呼びかける時も名前は呼ばず、「候補!」と呼んだりする。

【朝立ち】(あさだち)

朝の通勤時間帯に、駅前などの交通量の多い場所に立って、チラシを配ったり挨拶したりすること。駅立ち、とも言う。夕方に行う場合は、夕立ち。拡声器を使った選挙運動は午前8時から午後8時までに制限されているが、拡声器を使わなければ、それ以外の時間も可能。

【選管】(せんかん)

選挙管理委員会の略称。戦艦ではない。立候補の届出をする前に、届出書類などの
事前審査を行うため、陣営スタッフは何度も選管に行くことになる。選挙運動に関して選管に問い合わせることも多い。なお、選挙が近づくと、選管の職員は休日返上で働く。

【証紙貼り】(しょうしはり)

選挙期間中に配布できるチラシには、枚数に制限がある。そのため、配布するチラシには選管にもらった「証紙」というシールを貼らなくてはならない。選挙によって枚数上限は異なるが、数万枚のチラシに切手大くらいのシールを貼ることになる。実に地味で、気の遠くなる作業だ。

【調査書】(ちょうさしょ)

候補者の経歴を詳しく記載する書類で、報道機関が候補者陣営に記入を依頼する。候補者の住所や家族構成、特技や趣味を書く欄もある。報道各社書式が異なり、同じような内容だが1社ずつ記入する必要がある。誤記があってはいけないので、全ての調査書に記入するのも大仕事である。報道各社はこの調査書に基づいて、候補者を紹介する。

【来る看板】(きたる・かんばん)

「◯◯党首、◯月◯日、◯◯駅前に来る!」などと書かれた看板。捨て看板、捨てカン」などと呼ぶこともある。有名な政治家が応援演説に来る際に、集客のために電柱や街路樹に一時的に設置する。最近は需要が減って、制作できる工場が減っているらしい。

本山貴春(もとやま・たかはる)独立社PR,LLC代表。北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会副代表。福岡市議選で日本初のネット選挙を敢行して話題になる。大手CATV、NPO、ITベンチャーなどを経て起業。

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