開設趣旨

一身独立して一国独立する

人の自由独立は大切なるものにて、
この一義を誤るときは、
徳も脩むべからず、
智も開くべからず、
家も治らず、
国も立たず、
天下の独立も望むべからず。

一身独立して一家独立し、
一家独立して一国独立し、
一国独立して天下も独立すべし。

福澤諭吉 『中津留別之書』明治三年(1870年)

当ウェブサイト【SEJP.net】は、特定非営利活動法人ディベイトジャパンが運営する情報サイトです。福澤翁の教えにあるとおり、国家独立の前提には国民個人の独立(自立)があります。いうまでもなく現在の日本国は実態として独立国と呼ぶことはできません。私たちは日本の将来を憂うるものの一人として、これまで様々な運動に身を挺して来ました。しかし対症療法的アクションでは何も変わらないことも痛感しました。

いまわが国にもっとも必要なのは独立運動です。国際法上は独立国として認められているこの日本において「独立運動」を主唱することは、はじめは奇異に見られるかも知れません。しかし、いま多くの日本国民は気づきつつあります。なぜわれわれの政府が、多くの深刻な問題について一向に解決策を見いだせないのかを。

たとえば国家安全保障問題について、わが国は領土を防衛するに充分なシステムを構築しているとは言えません。たとえば野心に満ちた隣国の軍艦がわが国辺境の無人島に近づいたとして、わが海上自衛隊は領土防衛に必要な行動を独自に起こすことが法律上認められていません。このような驚くべき事実を初めて知った時、多くの日本人は憲法を改正せねばならないと断言します。

しかし問題はそう簡単ではありません。日本国は憲法を改正すれば独立国として必要な条件を整える(たとえば安全保障に充分なシステムを構築する)ことができるのではなく、独立国となった暁に初めて自由に憲法を制定することができるのです。このことは、固定観念に囚われず思考できる人であればすぐに気づく問題です。

そう、重要なことは、「固定観念に囚われることなく、自分の頭で考え、かつ行動する」ということです。私たちは決して偉そうなことを言っているわけではありません。大いに議論は歓迎します。この考えは多くの賢明な先人の示唆を受けた上で、自分じしんの思考の結果たどり着いた結論なのです。

さて、話が遠回りになりました。このウェブサイトの目的は、「固定観念に囚われることなく、自分の頭で考え、かつ行動する」個人のために、情報発信、情報収集を手助けすることにあります。またそのような自立した個人を増やすために、私たちも積極的に情報を発信します。

以上が、【SEJP.net】のイントロダクションです。このウェブサイトのコンセプトはself-existence of Japan : program(日本独立計画)です。ずいぶん大げさなタイトルですが、上記の文章を一読いただいたあなたにはご理解いただけると思います。近い将来、ほんものの「日本独立計画」が発動されることを祈り、管理者の挨拶と致します。

平成24年7月14日 特定非営利活動法人ディベイトジャパン

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